四の五の帳

あったこととかやったこととか

20240822/最近のBG3(終)

ちまちま進めていたバルダーズゲート3もついにクリア!いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~長かった。長かったよお。なんせ3か月以上かかってますからね。

次は何で始めようかな?どんなビルドにしようかな?どんな選択をしようかな?と2周目挑戦への気持ちは強いものの、あまりにも高い負荷(自分がこの手のゲームに慣れていないためもあるが)とまた体力10くらいから始めることを考えるとげっそりしてしまい、いったんアンインストールすることにしました。

これからStarfieldのShattered Spaceがあるし、10月になると大本命のDragon Age: The Veilguardもあるからね!容量はあればあるだけよいのだ。

 

ということで最近のBG3はこれで最後となります!

 

・呪われた船で宝探し

鋼の衛兵を倒したあと、灰色港からはしけを伝って行ける船。甲板で3人死んでいる。日記を読むと、彼らが死んだ経緯が何となくわかる。舳先のほうに宝箱があり、開けようとするとインプ?メフィット?正しい種族はうろ覚えだが、酸まみれの邪悪なモンスターとの戦闘が始まる。こいつのやばいところは受けたダメージを3倍(だったと思う)にして攻撃者に返すこと。

ろくに相手の情報を調べずに攻撃した結果、すぐにレイゼルがお陀仏に。何が起こったんだ!?と情報確認して納得。まあ仲間なら最悪シナビが蘇生してくれるし倒せればいいんでしょ、とレイゼルに続いてアスタリオンを犠牲にして撃破。なんて扱いの荒いリーダーなんだ……。

肝心の宝箱ですが、何が入っていたか一切覚えていません。

 

・フェロガー花火店を襲撃する

ゴータシュ卿との敵対が確定した今、お前たちに用はない!でも花火はほしい(結局一つも使わなくて完全に無駄にしたけど)!

花火店にいるやつらを全員床に転がしてから建物内を調査すると、彼らがベインのために行動していることがわかる……という話なのだが、話の進行上そんなもんとっくに知ってるので無益な殺生だったなという気持ちに。

 

印刷機を止める

鉄の玉座から人質を救い出し、鋼の衛兵工場も破壊したのでゴータシュ卿をほとんど無力化したも同然だが、ダメ押しでバルダーの声にも細工をしに行く。ゲイルくんと2人がかりで濃霧を使って警備と社員の視界を奪い、その隙にアスタリオンが地下室へ。地下室に入りさえすればこちらのものだ。あとは楽々記事をすげ替えるだけでおしまい。

みんな、突然現れた冒険者よりもかわいい猫ちゃんの話のほうが気になるでしょ?

 

・ゴータシュ卿を倒す

ここだけは個人クエストの兼ね合いもあってゲイルくんの代わりにカーラックを連れていく。

鋼の衛兵工場を破壊するとリヴィントン側からは竜岩砦に入れなくなり、FTもできなくなったのでバジリスク門から竜岩砦へ。道中では拳の面々が敵対してくるのだが、本当に仕事熱心だなあと思わざるを得ない。彼らにも幼生を使ってるんでしたっけ?

砦に入ると戴冠式の参列客たちの死体がゴロゴロ……。オーリンじゃないんだから別に殺す必要もなかろうに。とはいえここで本当に何が起こったかは知る由もないので、気持ちを切り替えてゴータシュ卿を探す。

 

いざゴータシュ卿戦。拳とか黒籠手とか、味方同士でバフを掛け合うやつらがなかなか厄介だが、こちらはエレメンタル軍による相変わらずの物量作戦と複数回攻撃がデフォのレイゼルとカーラック、急所攻撃に定評のあるアスタリオンでモリモリ削っていくスタイル。自分はいつも通りアウルベア係。

普段使わないカーラックがいたこともあってさすがにそこそこ手を焼いたものの、思ったよりは簡単に勝敗をつけることに成功。最後のネザーストーンを手に入れることができた。

 

ど~~~~でもいいんだけど、ゴータシュ卿を見るといっつもFF14のアルディスを思い出すし、アルディスを見るとゴータシュ卿を思い出す。

ff14.tabibun.net

 

カーラックは自分を裏切ったゴータシュを倒した。けれど、胸に埋め込まれた地獄のエンジンを止める術はない。彼女が自らの炎で燃え尽きるのはもはや避けられない運命だ。カーラックが苦しむ姿は見ていて胸が痛い。エルダーブレインとの戦いには協力すると言いつつも、ゴータシュ卿戦が終わるとひとりパーティーを抜けて野営地へと戻ってしまう。

当然、野営地のみんなもカーラックの運命には心の底から同情している。

 

・ゴータシュ卿を倒したらそのへんをふらふら歩くのはやめるべき

ゴータシュ卿を倒したあと、皇帝が現れてやり残したことがあるなら今のうちにやれ的なことを言った(と自分は解釈した)ので、記事をすげ替えたバルダーの声を手に入れたいと思い、バジリスク門へ。しかし画面遷移するやいなや目の前で市民が突然マインド・フレイヤーに変化し、人々が逃げ惑い始めたではないか。すぐ戦闘になるのだが、マインド・フレイヤーの数がそれなりにいるので市民を守るのは至難の業。

バジリスク門だけの現象なのか?と思い他の場所にもFTしてみたが、同じイベントが起こってしまう。しかし灰色港に移動したときは平気だったのでどこかに境界があると思われる。

 

・変遷の泉へ

ここ、以前一度だけ訪れた際に周囲のねずみちゃんでどえらい恐怖体験をしたので強烈に印象に残っていた。中に入ると歩く脳みそとの戦い。爆発して酸をまき散らすやつが若干厄介だけど、遠距離にいるうちに優先して潰せば大丈夫……ということを終盤になって学んだ。遅すぎ。

エルダーブレインのチェック99はやっぱり突破無理らしいです。それでも抗うのが大事とのこと。

 

・アストラル界。皇帝かオルフェウス

ここはオルフェウスを選ぶことに。ずーーーっとレイゼルを同行させてきたし、やっぱ皇帝はアンサーにごめんなさいしたほうがいいと思うよ。なんでエルダーブレインと一緒にならなきゃいけないのかはちょっと理解が追いつかなかったっす。ごめん。

 

・でもオルフェウスをマインド・フレイヤーにしちゃう

家の人がカーラックでスタートし、そのままマインド・フレイヤーになって世界を救ったのを見ていたため、自分もそうするつもりでいた。しかし、自分のプレイを見ていた家の人が「カーラックはマインド・フレイヤーになれば死を免れるから全然メリットがあるんだよ。それ以外の主人公なら無理にならなくてもいいと思う」と言うので決心が揺らいだ。自分の見た目にはどうしても愛着が湧く。この体とこの色で生き抜いてきたんだから

 

オルフェウスオルフェウスで自らを犠牲にしてでも自分の種族を救う気満々だったので、じゃあ、お言葉に甘えてお願いします……。レイゼルは一瞬オルフェウスがゲイクになるなんてありえない!という反応をしたものの、次の瞬間には戦いへの覚悟を決めた様子。この割り切り、切り替えの早さがレイゼルの大きな魅力のひとつだと思う。そのとき必要なことを冷静に選んで決断できる。そして決断したら振り返らない。決断力に乏しい自分からすれば、本当にうらやましい。

 

・高城、キスラク・ヴォスを仲間にする

一瞬敵対するのではないかと怖くなったが、仲間でいてくれるらしい。ありがとう。

 

・高城、仲間が勢ぞろい

途中の休憩地点。自分の場合、来てくれたのはこちら。

ゼブロー

ローラン

赤のコル(商人枠)

アウルベアの子供

シナビ(普段からいる)

アラベッラ

ダモン

ベオーン・ウンターブルード(必ずいる?)

アルダー・レイヴンガード大公爵

ハルシン

ジャヘイラ

九本指のキーネ

デイム・エイリン

イソベル

ヴォーロ

ヴァレリア

モル

みんなからそれぞれひとことがあってやる気出ますね。今後彼らの支援を必要に応じて受けられるとのこと。

 

・高城での戦闘

扉の前でばたばたしている兵士たちを発見。今にも逃げ出しそうな雰囲気だが、逃げたら逃げたで死ぬんじゃないかと心配になる。話しかけると仲間にすることができた。目の届かないところで死なれるよりは、目の届く範囲で次の戦闘まで守ってあげたい。逃げたところで彼らのその後のゆくえなんて知りようがないけど、やはり見えない=不確定な状態だと不安になってしまう。

しかし戦闘はぐだぐだ。やっぱこいつら仲間にするべきじゃなかったのでは?目の届く範囲で死なないように守るつもりが、目の届く範囲で死んだところをきちんと確認する羽目になってしまった。何人か犠牲を出したあと、これはロケハンと割り切って最初からやり直し。初戦ではどこにどれだけの敵が潜んでいるのかよくわからずに進めてしまったため、思わぬところから出てくる敵に苦戦したが、やり直せば関係ない。

 

兵士を死なせないために一番大変だったのは、何といってもマインド・フレイヤーの支配への対策。これに引っかかった兵士は敵対してくる。相手が自分のプレイアブルキャラクターならば被支配状態が解けるまで無視しておけばよいのだが、プレイアブルでない兵士たちは味方同士でボコり合い、勝手に死んでしまうのだ。なので適宜全員に回復魔法をかけたり回復薬を投げつけたりしつつ、支配が解けるかそもそも支配されないことを祈るゲームになってしまった。

自分の場合は誰も死なせないことにこだわったせいで全力で足を引っ張られることになったが、そういう遊びかたをしない限りは問題にならない部分だと思う。つまり自縄自縛の自業自得ってやつです。

 

・脳幹を目指せ

初回は右回りルートを選択。しかし!めちゃくちゃ大変!なんかよくわからんけど大苦戦してパーティーがぐちゃぐちゃに。家の人が左から行ったけどそんな苦戦した覚えがないと言うのでやり直して左回りルートへ。

ノーチロイドの砲撃でエレメンタルがほとんどいなくなってしまったが、脳幹の前に回復装置があるので安心して再召喚できる。脳幹を上るとムービーが入り、舞台は空の上へ。

 

・最終決戦でドラゴンを屠る

最終決戦ではドラゴン狩りに挑戦。これで何かが得られるというわけではないが、ドラゴンと見れば狩りたくなるのが人間の性。必要以上にターンを消費し、ノーチロイドの援軍を許し、そのあとパーティーが半壊したけど楽しかったからいいや。実績「竜殺し」を解除。

 

・最終決戦には誰も呼ばない

色んな勢力が支援を約束してくれたこの戦いだが、あえて誰も呼ばずにクリアすることを決意。家の人が戦場に出したアウルベアの子供が死んでしまい、エンディングの野営地に現れなくなったのを見たのが理由だ。呼び出して目の前で死なれるくらいなら、多少苦労してでも呼び出さずに生存させたい。一貫して「救える命は全部救う」が自分の中の一大テーマだったのもある。

まあドラゴンを片付けたあとなら多少呼んでもよかったんじゃね、と今は思わんでもないが、そのへんあんま博打やりたいタイプじゃないんだよ。あと呼ぶだけでアクション使うのは地味にもったいないと思う。

 

・皇帝があんまり強くなかった

皇帝、体力150くらいだったのでちょっと拍子抜け。加速レイゼルが2ターン足らずで葬った。

 

・そんなことより触手と夢の守護者が面倒

逐一倒していたけど触手無視できるような手段があればよかったな。夢の守護者は霧渡りに相当する技を使ってくるので非常にうっとうしい。あと武器落としは本当に厄介なので滅んでほしい。

 

オルフェウスを守りながら戦うのだるい問題

耐えてもらわねば次の場面に行けないので仕方がないが、ドラゴンに寄り道したせいもあって後半はノーチロイドの砲撃が降り注ぐ中をオルフェウス守って戦う羽目になったのはつらかった。ちなみにオルフェウス(マインド・フレイヤー)の技では精神爆砕からの脳髄引き抜きがモータルコンバット感あってお気に入り。まあまともに決まったことないんだけどね。ロマンですよロマン。

 

・ネザーブレインの精神に飛び込む

とっても不気味な場所。ところでこの否定のオーラって何じゃろな?と思っている間に次のターンで足場が崩壊し、オルフェウスが死んだ。そんなことある?

オルフェウス尊い犠牲を胸に、ジャンプや霧渡りの巻物でブレインに近づいて殴る蹴るの暴行を加える。前段のドラゴンその他との戦いの影響で呪文やら戦技やら各種スロットが枯渇していたので、あまりにも原始的な手段で倒すほかなかった。それでも倒せたからレイゼルは偉い。アスタリオンも偉い。アウルベアは爪で3回攻撃できるし、ゲイルくんは加速が使えてとっても偉い。怪物金縛り入るかな~と思ったけど入らなかった。

後から思うと巻物とかもっとバンバン使えばよかったな。

 

ネザーブレインの精神にエレメンタル軍は連れて行けず。最初の2ターンくらいはエレメンタルたちも操作できたので、続こうとする敵からポータルを守り、主の帰りを待つ……というイメージで全員ポータルの前に集合させといた。

 

・ネザーブレインを破壊する

今さら支配なんてしませんよ。

 

オルフェウスを殺さない

名誉の死を与えてくれと懇願されたが、種族を見守ってやれと諭した。ていうか生きてた扱いになるんだね。

 

・レイゼルのアストラル界での健闘を祈る

フェイルーンに残るよう説得できるっぽいが無視した。オルフェウスを解放し、ブレインとの戦いに打ち勝った今、レイゼルの次なる使命はヴラーキスを倒す仲間を得ることだと思う。きっとレイゼルなら大丈夫!

すぐにドラゴンに乗って飛び去って行くのには少し寂しくなったが、このやると決めたらすぐやる精神がいいところ。

 

・ゲイルにカーサスの冠を渡す

特に渡さない理由も見つからず。自分のプレイでは仲間に協力することと救える者は救うことを信条としてきた。その結果としてアスタリオンはヴァンパイア・アセンダントになったし、同じようにゲイルにも冠を授けた。もし天界に行ったら会えなくなっちゃうかも……と言っていたけど、ミストラのオーブに怯え続ける日々を送らずに済むのならそれがいいと思った。

ネザーブレインとの戦闘中、オーブ使わなかったな。元々使う気もなかったけどね。

 

・アスタリオンが真の自由を得る

アセンダントになり、幼生がなくなり、ついに本当の意味で自由になったアスタリオン。本当に自由にしてよかったのかなぁと思わないこともないけどよかったね。

 

・かわいそうなカーラックとともにアヴェルヌスへ

祝賀ムードの中、ひとり苦痛に苛まれるカーラック。彼女のエンジンが今まさに彼女自身を焼き尽くそうとしているのだ!アヴェルヌスに戻ればまだ大丈夫かもしれないと説得するが、10年かけて戻った大好きな地上で死にたい!と懇願するのでじゃあ一緒に行くから行こう!死ぬの見てらんないもん!と2人でアヴェルヌスに向かうことにした。実際見てらんないもん。

あとで、自分がカーラックとともにアヴェルヌスで戦っていることがわかる。

 

 

そして再会の野営地へ。シナビが同窓会の幹事。

 

・シャドウハート

放棄された小さなコテージを見つけて住み始めたというシャドウハート。母の精神はまだ弱っているものの、ひところと比べるとだいぶ回復したようだ。母が焼いたパイを食べたとき、シャドウハートの心に子供時代の思い出がよみがえったという。いい話だな~。

父はシャドウハートの世話を焼くのが楽しくて仕方がないらしい。野営地ではそんな風に見えなかったけど、親父ギャグが止まらないとか。世界共通なんですね……。シャドウハートからパパ譲りの親父ギャグを聞くこともできるのだが、微妙に面白くないのがいい味出してる。記憶を失くしているおかげで全部初見だから笑っちゃうの、だそうで今後もお幸せに。

 

・レイゼル

戦いの真っ最中に来てくれてありがとう。

戦士としてバリバリやっている傍ら、オルフェウス派閥のいわば外交官的な仕事もしているらしい。ヴラーキスを打倒するために不死の王が力を貸してくれるかもしれないとかで、交渉のテーブルに着く必要があるみたいなことを言ってた。戦う以外のやりかたでも道を示せると教えてくれたのは自分たちとの旅だそう。嬉しい。

Act.2のロージーモーン修道院で手に入れたギスヤンキの卵だが、あの旅のあとでちゃんと孵化したらしい。息子の名前はザン(自由)という。ずっとレイゼルに持たせておいてよかった(というか、重量20もあるので自分はとてもじゃないが持ち運べない)。野営地の箱に入れっぱなしにするといつの間にか死んでしまうのでかなり前のデータまでさかのぼってやり直したんだよなー。

なお、あれからオルフェウスは姿を見せず、感知もできないとのこと。

 

・アスタリオン

悪い顔!!!!!!

時々、野営地をヴァンパイア・バットの姿で飛んでいる。カザドールに代わり、それはそれは豪奢な暮らしを送っている模様。有力貴族などとの人脈づくりにもいそしんでいるが、やり口がよくない気がするぞ。今や大公爵であるウィルが障害になるかも(大意)とか言ってるのであとが怖い。仲良くしてくれ。無理か。

ただアスタリオンは既にヴァンパイア・アセンダントなので追加で7,000人の魂を必要としないところが救い……というわけにはいかないかも。結果的にそのくらい犠牲にしてしまう可能性はまだ全然ある。かつての仲間に討伐されない程度に自由を謳歌してほしい。権力欲はほどほどにね。

 

・ゲイル

な、なんか光ってる!

道中とことん協力し、彼の野心を肯定し続け、カーサスの冠を渡したことで見事「野心の神」になったゲイル。すでにそのへんで信仰されているらしい。すごい。ただ、当然のごとくミストラはゲイルが神になったことをよく思ってないらしく、実際そばにいたターラから「あなたが後押しするから……」と苦言を呈されてしまう。でも神様になるなんてすごいよ。人間でも頑張れば神様になれる世界なんて想像もつかない。

自分がバルダーズゲート好きだな~と思うのは、エルダーブレインを倒すという共通の大きな目標以外にも個々の野心や目標が存在すること。中でもゲイルとアスタリオンは格別強い野心、より大いなる存在を目指す気持ちがあって魅力的だよね。

 

・ウィル

辺境の刃をやめてパパのお仕事を引き継いだ現レイヴンガード大公爵。やはり見た目のせいで支障が出ているものの、めげずに努力しているようだ。根元から角を切ればヘルボーイみたいでいいんじゃないかなぁ、と個人的には思う。辺境の刃だったころのことを懐かしんでいる様子。

あれだね、やっぱりアスタリオンとぶつかりそうだね。

 

・ハルシン

エメラルドの森や影の地はまだまだ復興の途上にある。ハルシンは大勢の子供たちからパパと呼ばれていて大人気なのだとか(熊の姿で子供を乗せて歩いてあげたりもしている)。ハルシンが面倒を見ている子供たちのため、自分(とカーラック)の英雄譚を新しく仕入れたいと頼まれたので快く提供した。

ゲーム終わっちゃったのにアレなんだけど、ハルシンてどう見ても重装適正ある顔してるのにないんだよね。確か仲間にしたあとすぐ、本人と話すときにそんな図体してエルフってどういうこと?とわざわざ聞くことができたのがちょっと面白かったな。

 

・ジャヘイラ

彼女の娘は拳に入団したらしい。すっごい気が強そうだったから向いてるかも。

ほとんど全く連れ回さなかったせいでジャヘイラについてはかなり印象が薄い。そのためなのか本当に会話の内容が少なかったのか、何を話したかよく覚えていない。

 

・カーラック

悲しい運命を背負っていることでおなじみカーラック。半年ぶりの地上は素晴らしいね。シナビのおかげか、再会の宴の間はエンジンがもってくれそうだ。

この半年の間、自分とカーラックはアヴェルヌスで戦いに明け暮れていたのだが、その中でエンジンの設計図を発見したらしい。その図面に沿って改造すれば、カーラックは再び地上に戻ってこられるかもしれない。ただし、ザリエルは地獄の鍜治場を厳重に守らせており、簡単には近づかせてくれなさそうだ。今後はその鍜治場が目標になるのだろう。ゲーム内で続きは描かれないが、自分とカーラックが無事にエンジンの問題を乗り越えてフェイルーンで幸せにしているといいな、と思う。

カーラックはマインド・フレイヤーになってエンジンの問題を強引に解決するか、アヴェルヌスに戻るか、死ぬかしかない(らしい)。自分はカーラックとアヴェルヌスに向かったけど、アヴェルヌスの刃となったウィルとともに戻るなんてルートもあるとか。そのへんも試してみたい。

 

ミンスク

なんかやらかしたらしいことだけはわかる。処刑直前にシナビからの招集があって飛ばされたようなことを言っていたが、元いた場所に戻して大丈夫なんだろうか。最後の最後までブーとちゃんとお話しできなくて残念です。

実は最初野営地にいることに気がつかずそのままゲームを終わらせてしまった自分。ミンスクだけいなかったけど何だったんだろうね~と言ったら家の人からいや普通にいたよ?と言われて慌ててロードしたらちゃんといたのでひと安心。

 

・スクラッチ

かわいいね~。再会したらやることはひとつ、なでなで!

ところがスクラッチが何かをくわえていて話せない。一体何をくわえてるんだ?とよく見てみると、例の遺物じゃん。ペッしなさい!そのあと無事になでなでし、ついでなので遺物でキャッチボールも楽しんだのでした。

 

・アウルベアの子供

もはや子供のでかさではないけどまだ子供。ダモンの作ってくれた鎧がかっこいい。よく見ると翼を動かしやすいようになっていたり、兜部分が嘴に完全には覆いかぶさらないようになっていたりと芸が細かい。死んだら悲しいから参戦はさせなかったけど、敵に襲いかかるところを見てみたかったかも。

クラッチの何倍も大きいのに、今もスクラッチを「スクラッチ兄ちゃん」と呼んでいるのが愛おしい。色々教えてくれるからお兄ちゃんなんだって。お前もシナビの誘いで来たのか?と聞くと、自分のにおいがしたから飛んで来た、とのこと。かわいい。自分がいない間もこの子はこの子なりに冒険をしていたようなので、もっと話を聞きたかった。

 

・ヴォーロ

我々の冒険についての新作を全力で執筆中。絶対に印税を送る!とのこと。

 

・謎の人

あとでコーデックス全部読んだ結果、詩とか芸能の神らしいことはわかった。シナビに借りがあるようで、様々な曲を演奏してくれる。

この野営地だけで神が2人もいるんですけど。すごい。

 

・ゲームクリア

実のところ、一番楽しみにしていたのは手紙の入った宝箱。今まで関わった人たちのその後が少しだけわかる。ほんと、頑張ってよかった……。ティーフリングの避難民を全員助ける(生存させる)実績を解除できたのが誇らしい。

 

エンディングでシナビが死せる三者について思わせぶりなことを言うのだが、過去作をひとつも遊んでいないのと世界観にまだなじみのない部分がある(他の地方とか種族とか、この世界の常識とか偏見とか。たとえば、ティーフリングが差別されていることとなぜ差別されるかというのはコーデックスからわかるが、体感としては全くわからない)ので彼の正体が本当は何なのか今ひとつ掴めずじまいに終わった。多分、きっと、とってもすごい大物なのであろう。

 

 

感想。

……というわけで!3か月以上におよぶバルダーズ・ゲート3もようやくクリア!おめでとう自分!

とにかく魅力的な仲間たち、連れ歩ける仲間ではないけど同じくらい魅力的な登場人物、勢力同士の複雑な力関係、世界の命運をかけたものから市井の揉めごとを解決するものまで実に様々なクエスト……歯ごたえのありすぎるほどある作品でした。とても楽しかった。ただ、この手のゲームをほとんど全くと言っていいほど遊んだことのない自分にはあまりにも高カロリーだった部分もあり、特にシステム全般に慣れるのには本当に苦労した。多少慣れてからも相当苦労した。もう1周したいのはやまやまだが、負荷が半端ないのでしばらくお休みである。でもいい経験だった。

 

やっていて面白かったのは、バルダーズゲートでは手に入るものが全部決まっているということ。アイテムだけではなく、経験値もそうだ。普通のRPGをやっていて相手が強いと感じたらどっかの郊外でおとなしいモンスターを狩るなどしてレベルを上げてから挑むことができる。しかしバルダーズゲートではそうはいかない。経験値稼ぎができないわけではないが、先に総経験値が決まっていると思うと何となく身が引き締まる。レベル上限も意外と早く迎えてしまうし、いつまでにどんなスキルを取っておくかを漫然と決めていると思わぬタイミングで罰を食らう(そのためにシナビがいるので一応安心ではある)。

普段ゲームをやるときはとりあえず気になるやつからスキルを取っていくスタイルだが、今回はめちゃくちゃ慎重に考えさせられた。自分だけではなく仲間のレベルアップも行わなければならないので、誰をどんなビルドで育成するかにはとても悩んだ。明確に最終形を決めてからレベルアップするというのは今までにない経験で、悩んだ分だけうまいこと噛みあうととても嬉しかった。

実はゲームを通して一度もスキル振りをやり直したことがない。たまたまかもしれないが、自分が考えたビルドで最後まで戦えたことを本当に嬉しく思う。ロードしてのやりなおしが多かったとしても、自信がついたのは確かだ。

 

主に最終決戦周りの反省点はアイテムを溜め込みすぎたこと。これに尽きる。「最終決戦で使いたいな~」と煙火薬などの爆弾、各種巻物、特殊な矢などをたくさん用意していたが、実際に使う場面はほとんどなかった。これはもう自分の頭になかったせいというほかないのだが、もったいないことをしたと思う。唯一、矢は使う場面があったが巻物などは完全にお荷物だった。次やるときは異形抹殺の矢とドラゴン抹殺の矢を持っていくぐらいでいいかもしれない。天使の眠り(猶予)の水薬とか使うタイミング全然なかったなぁ。巻物もどうせなら乱発しとけばよかった。

 

今回これだけハードなゲームをクリアしたことで、またひとつできることが増えた感じがあって嬉しい。セーブ&ロードで数限りなくやり直したし、後悔がないとも言えないけど、それでも投げ出さずにこの複雑なゲームを最後まで遊べたこと自体が自分にとってすごくいい経験だった。またいつかその気になってたまたま容量が空いていたらもう一周しようと思う。