四の五の帳

あったこととかやったこととか

Starfield、バレットの個人ミッション「契約違反」

バレットの好感度が上がると、元夫アーヴィン(故人)について聞ける。

コロニー戦争のさなかに死んでしまったアーヴィン。バレットは最近、アーヴィンが死ぬ直前に彼に対して起こされた訴訟のことを考えているらしい。中身はざっくりこんな感じだろうか。

 

・アーヴィンは学者。ヘパイストスに雇われて現地調査を行っていた

・しかし、ヘパイストスがアーヴィンを訴えた

・アーヴィンの罪状は周辺の動物相を壊滅させ鉱山に打撃を与えたこと

・アーヴィンが群れの頂点の個体を駆除したために起こったらしい

・バレットに言わせれば彼に限ってそんなことはしない

・アーヴィンの裁判が行われたとき、出廷するはずの証人が来なかった

・アーヴィンは亡くなり、不戦敗のような形で裁判にも負けた

・バレットはあまり裁判について考えたくなかったが、踏ん切りがついた

・弁護士のエリー・ヤンクトンが再審請求を手伝ってくれるかもしれない

・バレットは真実を知るため「協力者」に情報を集めさせている

※プレイヤー自身がバレットの「協力者」に資金提供することができ、若干展開が異なる気がする(自分はバレットに言われるがまま全額支援したので他の場合はわからない)。

 

まずはガガーリン・ランディングにあるアーヴィンのアパートで証拠を探す。バレットについていくと、コンピューターで施錠された金庫がある。マーカーのついたコンピューターにヘパイストスからのメッセージが残っているので「狩猟免許の申請」を読むと「タウンホールに行く」が目標に追加される。

ヘパイストスのメッセージによればアーヴィンの仕事は鉱山周辺に出没する頂点捕食者の駆除なので、結果的に鉱山に打撃を与えたという話と整合性が取れそうに思える。他に、昔バレットがアーヴィンに送ったメッセージも残っていた。

 

コンピューターで金庫を開ける。バレットが部屋の様子にコメントするのを聞いていると、アーヴィンの人となりやバレットとの日々が偲ばれる。

ターミナルに残されたメッセージ、アーヴィンの形見の異星のサボテン、金庫に入っている「契約書:アーヴィン・マダニ」を入手したらバレットと話す。契約書から、アーヴィンがH-363鉱山で働いていたとわかる。

 

続いてはタウンホールへ。アーヴィンは大学の同期の頼みでヘパイストスとの仕事を始めたらしい。

タウンホールのコンピューターにアーヴィンの申請IDを入力する(タウンホール→申請書→申請状況の確認)。狩猟免許の保証人はヘパイストスになっていた。

 

終わったら近くにある鋳造所のコンピューターを操作する。「協力者」のサイバーランナーから管理者パスコードを入手していた場合はここで使用できるが、それ以外だと恐らくハッキングが必要。「ゲスト」や「プレイヤーのアカウント」でログインしても特にできることはない。

管理者でログインしたのち、データベースにアクセスしてH-363の座標を取得する。放棄された鉱山で証拠になりそうな書類を探さなければ。

 

ちなみに、鉱山に行く前にエリー・ヤンクトンに証拠を持っていくこともできるが、状況証拠しかないと言われてしまうのでどのみち鉱山に行くことになる。じゃあ目標に出すなよ……。

 

 

鉱山では有害な生物を駆除し、建物内を捜索する。1階入り口から入って右側手前にあるオレンジの扉の部屋に「通信ビルの鍵」があるので忘れずに拾っておく。人が乗ってるテーブルの隣のテーブルの上(わかりづらいがそう書くしかない)。

1階奥のコンピューターに情報があるので入手しておく。当時の環境影響調査担当者で、裁判で突然証人をやめてしまったヘルギ・ハウクソンとアーヴィンの仕事内容の記録が見つかる。アーヴィンの仕事はヘルギの補助と有害生物の駆除だったらしい。メモには鉱山の周りにだんだん肉食生物が増えていく様子が書かれている。アーヴィンは最大の個体を駆除したが、その後捕食者だけでなくありとあらゆる野生生物が鉱山から姿を消したらしい。

また、ヘルギが「惑星規模の倫理違反を目撃した」のを理由に突然ヘパイストスを辞職したこともわかる。アーヴィンとヘルギがヘパイストスから離れたあと、生産量・効率ともにピークだったにもかかわらず、なぜかH-363は閉山されてしまった。

部屋のロックを解除するための管理者ログインはハッキング難易度エキスパート。

 

引き続き鉱山でヘルギとアーヴィンの研究ステーションを探す。

コンピューターの右側、ウォーターサーバーの横が通信ビルの鍵で開く。室内にはヘパイストス現場監督のコンピューターがあり、直接証拠になるわけではないが"掘削途中に何かの巣を見つけた"と書いてある。何の巣だったのか気になるところ。

2階でリフトに乗り、大きな扉を開けて右奥の部屋に入るとアーヴィン・マダニのコンピューターがある。ログには鉱山から出る化学物質が全惑星規模の微生物群集ネットワークを汚染することへの危惧が記されている。地理や有機物を土に変える役割を担うそれらが汚染されれば、惑星全体の崩壊につながるかもしれないというのだ。

ここで、アーヴィンが頂点捕食者を駆除したのが原因ではなく、掘削中に鉱山から出た化学物質が細菌のコロニーを破壊したのが原因で野生動物が消えたことがわかる。

 

下りていって鉱山を探索してみる。このゲーム、暗いところが暗すぎ。ライトの範囲小さいしめっちゃストレスなんだわ。確かに謎の胞子植物っぽいのがあるなぁ。下層に「有害生物の女王」がいるが、姿さえ見えているなら律義に下りて行かなくても上からハメ殺せる。

 

結局、生態系崩壊の原因の95%は鉱山によるものだった。アーヴィンは頂点捕食者を駆除したものの、普通は別の捕食者が頂点捕食者の座につくので仮に影響があったとしてもごく短期的なものにすぎない。他の色んな生きものみたいに、群れのリーダーは交代制ってことか。

で、ヘルギが辞職したのは惑星の環境を永久に破壊する可能性を180回にわたり警告してきたにもかかわらずヘパイストスが真面目に受け取らなかったことに嫌気がさしたのだった。

ヘルギ・ハウクソンのコンピューターを調べるとようやくエリー・ヤンクトンに証拠を持っていけるようになる。

 

 

ガガーリン・ランディングに戻ってエリーに証拠を手渡すと、これでやっと裁判に進めそう……だが、まだ手札が足りないという。ヘパイストスの所業を明らかにするにはヘルギ・ハウクソンを連れてきて証言させる必要があるのだ。しかし、彼はかつてアーヴィンの裁判をドタキャンした前科がある。そのうえ、仕事を辞めたあとはこういうのも何だけど、頭がおかしくなってるという噂まである。

じゃあ他に誰か連れてきたほうがよくね?と思ったんだけど、科学関係の事件では本人に裏付けしてもらわないと立証が難しくなるんだってさ。ミッションが終わると思ったら終わらない。結構面倒だな。ヘルギ本人と、ヘルギの証言の健全性を保証してくれる人を探しに行く。

 

ガガーリン・ランディングのケアラ先生にヘルギがどこにいるか聞いてみると、ヘルギはクリントの店で働いているというので今度はクリントの店へ。ヘルギはクリントに借金をしていて、その額4,000クレジット。説得でチャラにできる。肝心の居所はリジーズのリジーが知っているらしい。リジーに居場所を尋ねるとこれも4,000クレジット。もちろん説得でチャラにできる。

UC事務所でプレトリウス主任に居場所を聞くこともできる。本来は報告書を出して長~い待ち時間に耐える必要があるそうだが、エリーの手伝いをしていると言えばすぐに話を聞いてもらえる。

 

ここまで出てきたケアラ、クリント、リジープレトリウスの4人からヘルギの保証人を選んで依頼する(オプション目標なので依頼せずエリーの元に戻っても大丈夫)。ヘパイストスはヘルギの人格を誹謗中傷することで証言の正当性を損なおうとしてくる可能性があるからだ。

※一応差分取ったよ

 

ケアラに頼む→医療記録を開示するつもりはないけど、必要なら保証人はやる。エリーいわく完璧な保証人。ヘパイストスが汚い手を使ってきたとき、問い詰めてやるなら彼女が適任とのこと。

 

クリントに頼む→俺でいいのか?揉めたこともあるし、嘘は言わないぞ?エリーに言わせれば、クリントはガガーリンの有力者だけど、ヘルギに対する認識が自分たちとは合わないかもしれない。

 

ジーに頼む→私、バーテンなんだけど?と戸惑われる。リジーめっちゃまともじゃん。エリーからはちょっと待って、ヘルギが飲酒問題を抱えてないって話をしなきゃいけないんだけど?と呆れられる。まあこれはなしだろうな。

 

ダリーツォ・プレトリウス主任に頼む→ヘルギを泥酔容疑でしょっ引いたことはあるけど、悪人には見えなかった。自分の人を見る目は確かだと思う。エリーからは「理想的な証人」との評価。

 

迷った結果自分はケアラ先生に頼むことにした。けど、結果は謎のまま……。

ジーに聞いた情報をもとにヘルギを見つけて証言をお願いしようとするが、当然話したがらない。アーヴィンの裁判があったときは嫁を人質に取られていたと判明。ヘパイストスが危害を加えてくることを恐れて離婚したという。

ヘルギを説得するとき、バレットの「協力者」にオーディオログを入手させていれば利用できる。

 

協力を勝ち取ったらエリーの元に戻って報告。これで今度は圧勝だろうと請け合ってもらえる。

 

自分的にはこのあと裁判までやるもんだと思ってたから何か尻切れトンボな感じであんまりすっきりしなかったかな。とはいえ、20年越しにアーヴィンの名誉回復ができそうで良かったね。また、バレットからは「アーヴィンの植物に関するメモ」を渡される。

一部の出来事と一部の人がバレットの人生の柱になっていると気付けたんだそう。世界のあちこちを探検し、人生のほとんどをコンステレーションの仕事に捧げてきたバレットをプレイヤーが永久に変えてくれたという。この瞬間を覚えておきたい……と言うので、友情かロマンスを選んだらミッション完了。

バレット、あなた男女両方がロマンス対象なのね……!と驚いたのでした。もしかして、このゲームのコンパニオン全員男女とロマンスできるのか?コンパニオンが少なすぎるせいか?まあエンハンス!いけば性別から何から自由自在だし、今の感覚で考えるほうがこの宇宙ではナンセンスなのかもしれない。

 

とりあえず、アーヴィンのサボテンを連れて新たな冒険の旅に出るとしよう!いつか、バレットのためにピザみたいな植物を見つけてあげたいな。

個人ミッション完了後、「個人的なことを聞いてもいいか?」に「アーヴィンの事件が解決してから、いろいろなことをどう受け止めているか?」が追加。悲しみと後悔しか感じられなかったけど、今はともに育んだ愛と時間への感謝がある、だそうです。よかったよかった。