四の五の帳

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Starfield、自由恒星レンジャーミッション「終わりの時」

2024/01/14加筆修正&目次作成

最初の戦い、最初の死のつづき。

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ついに黒幕を突き止めたぞ。

 

みんなの反応が気になるので<ロック>に寄り道してみたけど、誰も何にも反応してくれなかった。せっかく突き止めたのになー。ていうか、持ち帰った証拠くらい先に確認してくださいよ。自己判断でロン・ホープを詰めて本当にいいんですか。

 

ホープタウンに向かう

ホープタウンに行き、ロン・ホープと対決する。

ロン・ホープ、なんかいい人だって聞いてたんだけどな。この街を創って、みんなに感謝されている名士ってイメージだったからまだちょっと信じられないでいる。

 

何も考えずに最上階に向かうと、謎に社長室がロックされている。ああ、今はドックに移動しているのか。近付くとバーギットとロンが話しているのが聞こえるが、今回の件に関係ある感じじゃなくて、普段の仕事の話っぽかった。

ロンとバーギットだけでなくコセットもいる。

 

ということで、ロンさん、お久しぶりです。

船泥棒について有力な手掛かりを掴んでくれたんだろう?とまだ被害者の立場を崩さないので申し訳ないけどちょっとお話が……雇ってましたよね、第一部隊。パクストン・ハル少佐から話は聞いているんです。証拠もあるし。

バーギットが心配そうにこちらを見てくる。ロンは席を外すように言うが、彼女は補佐官の言い分を聞きたい、と留まった。

※2周目以降は会話選択肢に[スターボーン]悪い知らせだが追加される。

 

ロン・ホープの言い分

こんなことやったからには理由があるんですよね?と話を振ると、ホープテックが競合他社に大きな後れを取っていたこと、近年は化学や燃料などの分野にも手を出していたことを語り始める。

あるとき、開発していた実験的な肥料が作物に対して甚大な被害を与えてしまった。開発を中止しようとしたが、その肥料に土の性質を変える効果があるとわかった。使われた土壌では鉱物の含有量が10倍にもなったという。

一部の農場にそうとは知らせず肥料を寄付し、しばらく経ってから農家を立ち退かせて鉱物が豊富に含まれた土を採取することで本来ならば採掘にかかるはずの人件費と原材料費を大幅に抑えることができ、結果的にホープテックの業績は右肩上がりとなった。

その肥料(ぜってー肥料じゃねえだろというのは置いといて)の特許出願して特許料で儲けたりとかしちゃダメなの?とやってて思ったんだけど、そんな悠長な状況じゃなかったんだろうなぁ。

 

ここでバレットがロンの行いを責めたが、元犯罪者が言える立場じゃないだろ、とロンに言い返される。そんなに有名な犯罪者だったの……。

サムを連れていると、サムに責められたロンが経営者としての判断だ、1クレジットも無駄にできないんだ、と反論する。

 

ホープタウンの人々はロン・ホープを頼りにしている。ロンもまた、ここで働く人々の暮らしの責任を負っていると考えているし、絶対に失望させないと心に決めている様子。実際、年々業績は低迷しており、このまま立て直せなければ解雇は避けられないという。もちろん他の方法でも試行錯誤はしていたが、時間が足りなかった。

 

誰も傷つけるつもりはなかったしハル少佐にもそう指示していたが、頑固な農家もいた。そしてその場合、目撃者を残すわけにはいかなかった。

横で聞いていたバーギットが怒りをあらわにし、罪もない人たちによくもそんなことを!と叫ぶ。信じて働いていたんだから無理もないよね。ロンも思わずそれ以上言うな!君の仕事も、何もかも奪ってやる!と言い返していたけど、それを本性と取るかは微妙なところ。

 

 

ロン・ホープの処遇を決める

ロンはもうこの作戦を辞めると言うが、じゃあ傭兵のせいで亡くなった人はどうなるの?と聞くと葬儀費用を負担し、遺族の生活も保障するとのこと。その辺を踏まえてロンの処遇を決めなきゃいけない。

これで作戦は終わりだ、というと今度は君の問題だと言われる。

それではダメだ、というと、確かに保障は必要だな……ホープテックの製品を割引で買えるのはどうだ?と提案してくる。バレットがそれは侮辱だろ、とイラついてる様子。

サムを連れていると、クーポンで解決できるわけねえだろ!とキレる。

 

ロンは自分のボーナスを払う権限を持っていると言い、今回のコストカットを黙ってくれたら成果に対して報酬を払おうと打診してきた。成果……ハル少佐のスレートと引き換えってことね。

 

買収額は20,000クレジット、[交渉]があれば50,000クレジット。

さすがロン・ホープ、なかなか気前がいい。マルコはロンを見習うべき。

攻撃することもできる……が、さすがにいきなりやる気にはなれなかった。

 

どのみち20,000だろうが50,000だろうが今の船長なら無視できる額なので自首をお勧めする。しかし、この会社と街の人々を守るためなら何でもするぞ!とつっぱねられる。このことを人に話せば、相手が傷つくことになるぞって。

ロンは自身の評判も、会社も、従業員も傷つける気はない。ここでお前が私の警備員にたまたま始末されても誰も気に留めないぞ。「私には価値がある。君にはない」……なんて強気なんだ。再び横からバーギットがレンジャーを殺すってこと!?とびっくりしている。自分もびっくりしたよ。でもそれだけ覚悟が決まってるってことだね。

改めて攻撃するか黙っているか選ぶ。うーん、死なれると後味悪いしなあ。ホープタウンの人々まで巻き添えにしたくはないし。

 

攻撃をやめ、黙っていることを選ぶとバレットは良く思っているらしい。人が傷つくのは見たくないよね。でもロンと第一部隊のせいで犠牲者出てるんだよなぁ。

ロンから感謝されるのと引き換えにハルのスレートを失う。

 

賄賂や脅しはきかない!を選び、ロンと警備の人々と交戦すると、ロンはろくな武装もしてない一般人なのであっという間に倒れてしまい、そんなつもりじゃなかったのに……と悲しい気持ちになる。ほんとにこれでよかったのか。

サムを連れてったとき、戦闘終了時に用意されてる汎用セリフで「全部お前の仕業な」って言うから笑っちゃった。なんていい(ひどい)タイミングなんだ。

 

ロンと警備を倒したらバーギットと話す。戦闘中見当たらないと思ったら逃走していたらしい。バーギットはホープに対して抱いていたイメージと先ほど起きたこととのギャップに困惑している。まあ仕方ない。人間は複雑だと返すと、そんな複雑な人には見えなかった。いつも社員のことを気にかけてたというのでいいとこだけ覚えておきなね、と勇気づける選択肢を選ぶ。が、あんたが殺したと言われて本当にその節はすみません。自分だってそんなことしたくなかったよ。

大勢に慕われて、頼られている人を殺すのは苦しいよ。これからどうしよう?副社長のエラーナ・ニュワンクォがいるとバーギットは言うが、大丈夫なのかな。ちなみにエラーナは3階のオフィスにいる人。

同じロンでもレッドマイルにいるロン・アンダーセンはダメですか。ダメだよね。

 

結局どっちを選んでもすっきりしない。ロンも正義は複雑だって言ってた。

他の選択肢があればよかったのに。少なくとも、攻撃されたからっていちいち応戦して殺してちゃ法も何もないと思う。いや、ロンは法律作る側の人間だけどさ、それはそうとしてちゃんと連行して裁かせてくれよ。死人に口なしになっちゃうだろ。

 

 

<ロック>に戻る

<ロック>に戻り、ダニエルにことの顛末を報告する。

 

ロン・ホープを見逃した場合

ロンにスレートを渡している(買収される)と、第一部隊の動機について嘘の報告しかできない。ダニエルはかつて自由恒星同盟の英雄だったハル少佐の悲しい最期に心を痛めているようだ。

 

ロン・ホープを攻撃した場合

ロン・ホープを殺し、ハル少佐のスレートを持ち帰って本当のことを伝えると、ロンが黒幕だったことにダニエルは驚きを隠せない様子。横からエマがロン・ホープは成功するためなら何でもやるって評判でしたよ、と口を挟むと、彼は評議会の一員だぞ!とダニエルがたしなめようとする。エマとしては色々思うところがあったらしい。

ハル少佐のスレートを渡し、自首を勧めたが戦うことになってしまったというとロンはプライドに邪魔されたのだろうと残念がる。

これは自由恒星同盟全体を揺るがす大事件だぞ、とダニエルは深刻な顔。

 

レンジャー昇格おめでとう

どちらを選んだ後でも、報告が終わったらエマから質問がある。

「バッジをつける覚悟ができた?」

ということで、ついにレンジャーへの昇進が承認される。周りから拍手と歓声が巻き起こり、ちょっと照れちゃうような嬉しいような気分。実績「終わりの時」が解除され、ジャスティファイア含むレンジャー装備一式とスター・イーグル(船)を与えられる。

 

また、ニューアトランティスで「暗闇の中の光」を受注していれば、この件についてSSNNのインタビューを受けることができる。

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自由恒星レンジャーミッションではバレットに固有のセリフがたくさんあったのが一番楽しかったかもしれない。全く予想もしていなくて嬉しい驚きだったし、バレットの過去について個人ミッション以外で知るきっかけがたくさんあってよかった。

2周目はサムを連れて行ったので、やはりコー家(自由恒星同盟)の人間ならでは!といった感じのやり取りが多くてこれも楽しめた。

 

メタい話で恐縮だけど。きっと、ホープタウンの人々には一生恨まれることになると思う。自由恒星レンジャーはド新人ひとりに何でもやらせすぎだし重要なことを任せすぎだとも思う。

自分の下した決断に何かしらいい面がありますようにと願うばかり。

バンガードもレンジャーも、戦争の遺したものについて嫌でも考えさせれらるね。

 

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