四の五の帳

あったこととかやったこととか

Starfield、「ニューアトランティスに生える木/危機的状況/遅咲き」

 

「ニューアトランティスに生える木」

MAST地区でケルトン・フラッシュに話しかけると発生する。

木のことで気を揉んでいるらしい。この木なんの木気になる木……。

 

ケルトンが調べたところ、木の内部が液状化しており、異常が疑われるという。彼の代わりにニューアトランティスのあちこちに設置されたバイオセンサーを回収してくるよう頼まれるのでマーカーを追ってニューアトランティスを走り回っていると、SSNNの近くでジョーデンという少年に呼び止められた。彼もまたバイオセンサーを集めているらしい。ただし研究用ではなく、生活の足しにするために売る用だが。

ジョーデンはUC流通センターのウェン・ツェンがセンサーを買い取ってくれたので、もっと見つけてもっと売りたいと思っているそう。ジョーデン君に小遣いの一つも渡せないのは心苦しいが、とりあえずUC流通センターで100クレジット払ってバイオセンサーを買い取る。

 

MAST地区、商業地区、居住地区でバイオセンサーを手に入れ、ケルトンの元に持ち帰る。やはりまずいことになっているらしい。いい知らせは、ケルトンがにらんだ通り木に異常があると証明されたこと。これはMASTに報告せねばならない。悪い知らせは、木が常に発している超低周波がだんだん強くなっていること。話を聞き終えたら「ニューアトランティスに生える木」完了。

しばらくしたらまたケルトン・フラッシュの様子を確認しに戻ろう。

 

「危機的状況」

ケルトン、またしても木について気がかりなことがあるご様子。

先日から調査を続けているが、木の振動が強くなり、頻度も増している。今後どうなるのか全く見当もつかないという。とはいえ、現時点では普通の人間の感覚では感知できないらしい。

ただ、今後の可能性を憶測するのはアレだけどよくないことになりそうだとか。しかし、どんな対応をするにしてももっとデータが必要だと言う。だが、今度は同僚との間の問題でほしいデータが手に入れにくい状況になっている。

 

エミリオ・ハデクという同僚がいるが、ケルトンとは反目し合う仲。というか、ほとんど一方的に何年も恨まれているらしい。エミリオはケルトンに研究データを渡してくれないという。でも、全くの第三者が行けば耳を貸すんじゃないか?とのこと。

一応ケルトンの名前は出さないほうがいいだろうな、とアドバイスをもらう。ちなみに、ケルトンの言によればエミリオはお粗末な科学者だそうで、仮説はちゃんとしてないしだらしないし問題ありとのこと。しかも、ケルトンが人事評価するという噂をどこからか聞きつけて激怒している真っ最中だとか。

 

別の木のそばに立っているエミリオに話しかけると、ケルトンの使いだということがあっさり見破られてしまった。ダメか~。

エミリオはケルトンに自分の出世を邪魔されたのを恨んでいるらしい。だから、出世のために手を貸してくれたら助けてやらんでもないぞ……と、取引を持ちかけてくる。

彼はこの数年悪い業績評価を受けていたのだが、MASTのネットワークにバックドアがあるのを見つけた。アパートにある端末のロックを外し、彼の出世のために不都合なデータを消してくれというのだ。当然、コンパニオンには不評なので注意。

また、一度やると決めた後は元に戻せない。途中でケルトンに話しかけても変えられないので気をつける。

 

端末は居住地区のオライオン・タワー(オリオンじゃないらしいよ)にある。難易度ノーヴィスのドアを開け、コンピューターのログを確認。全部削除したらエミリオに報告しに戻る。エミリオ、ネットワークを覗いて既にデータの変更を確認していたらしい。無事?情報を得られたが、正直手間かけるほどの価値はないかな。

セーブ&ロードを繰り返してでも説得した方が早い。

 

ケルトンにデータを持っていくと、エミリオのせいでややこしい状況になってしまったなら詫びると言われる。渡したデータにしても、エミリオが自分をハメようとしていないかさらにチェックがいるらしい。が、とりあえず感謝されてミッション完了。

 

 

「遅咲き」

ケルトンいわく、ようやく何かが掴めそうなのだが、必要な情報が足りなくて困っているらしい。力になろう。

彼の調査は進んでいるのだが、想像もしなかった状況になっている。3つ目の幹も内部が液状化していたが、振動は発生していなかった。しかし、彼らは「聞いている」らしい。……何を?

つまり、振動などの現象は木の生殖の準備ができたことを表しているらしい。この振動はラブレターのようなもの。はるか彼方にまで振動を送り、仲間の木から応答があるのを待っている。だが、今のところ応答はない。このまま反応がなければ、木の振動はより大きく強くなり、ゆくゆくは木自身だけではなく街すら破壊してしまうのではないか?とのこと。

少なくとも今現在、付近の木から応答はない。つまり、この木とマッチする相手がその辺にはいないということになる。木がメッセージを送っている相手が既に街の拡大に伴い伐採されて切り倒されてしまった可能性もあるが、一応他にも可能性が残っているとケルトンは言う。

 

100年前、コロニー連合と自由恒星同盟はナリオン戦争を終えた。文字通り平和と善意の象徴としてニューアトランティスの木を1本アキラ・シティの指導者に贈ったのだという。(ちなみに、ケルトンはこのこと自体にだいぶ冷ややかな目を向けている。政治家の考えはわかんないとか)。

木を贈ると言っても、もちろん原種を引っこ抜いてそのまま他の全く環境が違う惑星に植えるわけにはいかない。本来ならね。しかし、誰も異星植物学者に事前相談していなかったのは明白なことで、予想通りわずか数年で送られた木は枯れてしまった。今はその枝だけが保存され、アキラ・シティのコー博物館に残されている。

その枝からDNAサンプルを採取し、各種データを集めて木の反応を模倣できないか試してみて、できるならここにいる我らが友人(木)をなだめたいとケルトンは思っている。

 

協力を申し出て、アキラ・シティのコー博物館へ。

リー・カスラー女史に木の枝について教えてもらう。彼女いわく、最近妙なメッセージを何件も受け取っているらしい。しかも、ほとんど理解できないようなものばかり。悲惨な結末とか、周波数とか、遺伝子復元とか、正気の人が書いたものとは思えなかったそう……かわいそうなケルトン。

必要だと訴えてはみたものの、絶対に枝を渡さない!と言うので説得するか盗むかする。ここは[スターボーン]選択肢が出てこないので通常の[スピーチ]でどうにかするしかない。成功すると「太古の枝」が手に入るので、ケルトン・フラッシュの所へ持って帰る。

これに限らないけど、初めてアキラに行くときはついでにロッジにある「初会合議題」を持っていくとすぐリー・カスラーから5,000クレジットもらえてお勧め。

 

無事、枝を携えてニューアトランティスに戻る。

使い終わったら返してって言われたよ、とお伝えすると、もちろん傷ひとつつけずに返す!……いや、多少は削り取ることになるが……と語尾を濁された。さっそく分析し、音声反応を合成しよう!

これでケルトンのプログラムがサンプルから元の木の大きさと構造を再現してくれるらしい。木の反応が模倣できたので後は再生するだけ。でも、どうやって木の代わりを?歌えばいい?と聞くと、SSNNのネットワークにアップデートしちまおうぜ!とのこと。それってめちゃくちゃ違法だよな……とは思いつつ、失敗したら今度こそ木を切り倒すしかないと言うので細工しに向かう。何かあっても非常事態を盾にするしかない。

SSNNのコンピューターに細工して診断を実行したら木のところに戻る。無事、木が落ち着き始めたらしい。とはいえ、まだ未知の領域にいるのは間違いないが……。

 

直近の危機は避けられたし、協力してくれて科学的知見を深めてくれてありがとう。というわけで12,500クレジットを得て一連のミッションは完了。緑を大事に🌳🌳🌳