前回
そんな雑に消されてたまるかよ問題。
ロッジのメンバーに続き、バレットもいないようだ。そして、バレットがいないならば多分ヴァスコもいないだろう。みんなの足跡を求めてニューアトランティス、ガガーリン・ランディング、ネオンなどを巡ってみたが、何の収穫もなかった。捜査打ち切りである。
ということで今度はサラとサムを探してみる。バレットの件からして絶望的だが、やらないでいるのは何となくおさまりが悪いので。
さてさて、サラと関係がありそうなところといえばやはりニューアトランティスのMASTだろう。しかし、1階にいるトゥアラ司令官も、「追悼」でお世話になるはずのローガン提督もサラについては一言も触れないのである。まあ、仕方ないのか。誰か一人くらいは知っててもよさそうなものだが。
ソナに会いに行こうとも思ったのだが、個人ミッションである「追悼」に関係するロケーションはサラの話を聞かないとフラグが立たない部分があるせいで、これも行き詰まってしまった。
※具体的にはカシオペアⅠの墜落現場で行き詰まる。というかそもそもロケーションが現れない。
あとサラに関係するNPCといえばメインミッション「オールド・ネイバーフッド」に出てくるモアラ・オテロか、アジャ・ママサだろうか。一応、ビューポートのバーテンダーであるニッサも知り合いには違いないのだが、彼女は空振りだった。
サラの話によればアジャはポリマに住んでいるはずだが、具体的な家の位置がわからない。コンステレーションの前リーダーということを考えると、既に始末されていてもおかしくない。
そこでモアラのほうを追ってみる。
しかし、「オールド・ネイバーフッド」で訪れることになる金星とノバ・ギャラクティク・スターヤードにデータ衛星やスレートはなく(これはメインが発生していないので当然と言えば当然か)、海王星にもモアラの船はなかった。
でも、雇用だけならできるかも?と思い、シドニアのブロークン・スピアーに向かった。本来は「オールド・ネイバーフッド」のクリア後にモアラが現れるはずなのだが、やはり姿はなかった。タイミングが悪かっただけなのかもしれないが、同じく雇用できるアンドロメダ・ケプラーがいつもの位置にいたのでコンパニオンの配置自体は変わっていないように見える。
てことは、モアラも消されたんだろうか。アーティファクト持ってたもんなぁ……。
シドニアに来たついでに「逃げた賞金首」をクリアして小銭を稼ぎ、ミッションボードから旅客ミッションを受注。次の目的地、アキラ・シティに運ぶ乗客がいてちょうどよかった。
ここまでサラの手がかりはなし、バレットもなし、連れ歩けないコンステレーションメンバーにいたっては絶望的、アンドレヤはいきなり死んでるし、ということでサムの消息を掴みにアキラ・シティへやってきた。
さすがに地元の名士であるコー家の人間がヴァルーン家に殺されたら最悪戦争でしょ、と思うのだが今日もこの街は銀行強盗で手いっぱいである。
ひとまず銀行強盗の問題を片付け、アキラを散策しつつ、サムを知っていそうな人々に話しかけてみる。
しかし、カートライト市長は何事もなかったかのように街の紹介をするばかり。コー博物館のリー・カスラー女史も普段通り街の歴史を教えてくれるだけだ。コーの屋敷には当然立ち入ることができないので、お父さんにも会えない。一縷の望みをかけて<ロック>に行ってみたが、やはり誰も何も知らないようだ。箝口令でも敷かれているのだろうか。
アキラ・シティをぐるっと1周したのち、捜索を諦めることにした。サムがいないということは、おそらくリリアンにも会えないだろう。しかしコラはどうなったのだろうか。子供だからと言って見逃すヴァルーン家ではなさそうだし……。
一応、他のベセスダ作品では子供の死体が直接ドーンと出てきたことはほとんどないはず(Falloutではテディベアが子供の死体を暗示しているのではないか?と言われることもあるとか)だが、逆に直接描画しなきゃ何でもありってことだろうか。
地元の名士、街の創始者一族の死ですらこんな雑な扱いなので、まあウォルターなんかが嫁であるイッサからすらノーコメントだったのも仕方ないのかなって気になってきた。ただでさえ新進気鋭の造船会社の社長で大金持ちなのにニュースになんないとかどうなのさ、と思ってたけど。
だからBethesdaはそのへんもっとちゃんと作っておくれ。
StarfieldにおけるBethesdaの差分に対する意識の低さに時々舌打ちしつつ、ついにコンステレーションメンバーの捜索を打ち切った自分と熱心なファン。いよいよマジであてどのない旅が始まるのであった。