四の五の帳

あったこととかやったこととか

Starfield、リュウジンミッション「役員フロア」

「工作」のつづき。これがリュウジンの最後のミッションになる。

 

内蔵ニューロアンプとインフィニティ・リミテッドの今後をどうするかについて、役員たちと話し多数決を取る。自分としてはインフィニティ・リミテッドの社員を再雇用し、内蔵ニューロアンプは廃止したい考え。

ちなみにどの役員もマインドコントロールで無理やり賛同させられるので押し問答が面倒くさい向きやマインドコントロールにためらいがないならバンバン使うといいと思う。画面に賛成票と反対票それぞれが表示されるので確認しつつ意見を聞いて回る。

 

まずは疑惑の(というか真っ黒の)ウラル・チェン。

ウラルはインフィニティ・リミテッドの買収に反対の立場。

買収すればパブリックイメージが良くなるよ~?と言うとうちのイメージはとっくに最良だからそんなの気にしなくていいし、内蔵ニューロアンプがあれば競合他社に負けることもない。だからマサコの時代は終わりってわけよだそうで、さすが野心家。

インフィニティ・リミテッドを買収すれば、喧嘩を売った相手を救済したと映る。必要なのはもっと強いメッセージ、すなわち「リュウジンに喧嘩を売ったらタダじゃすまない」だ。

内蔵ニューロアンプは言わずもがな賛成。

 

新型ニューロアンプの生みの親、ヴィーナ・カルラ。

内蔵ニューロアンプは彼女にとって我が子みたいなもんだし、説得は難しそう。案の定反対される。自分で説得する前に、一度バレットに話させてみると、科学者の立場からドミニオン計画の危険性を説いてくれる。最初こそ渋っていたヴィーナだが、最終的には納得してくれた。

インフィニティ・リミテッドは買収したいと思っている。自分の発明を盗むという一線は超えてしまったものの、フェイが優秀なことに変わりはないので他の研究を知りたいらしい。

 

次はマーケティング担当のアレクシス・プライス。

インフィニティ・リミテッドが今わかっている以上の問題を抱えているのは明らか。吸収合併した結果、他社の過去に足をすくわれたくないというマーケティング部としては真っ当な考えをしているが、説得して賛成票を投じてもらうことに成功した。

内蔵ニューロアンプの危険性は認識しており、どんな手を使ってでも開発を遅らせ、倉庫で眠らせてやりたいと思っている。何より、どんな弁護団も弁護したくないほど重大な人権侵害だ。おお、気が合うぞ。会議でも援護お願いします!

すげー今更だけどアレクシス・プライスのブース内、球状の卓上おもちゃが置いてある机の上に「ネオン・ナイツ01」。効果は「薬品『バトルアップ』のレシピを恒久的に獲得する。バトルアップは一定時間、最大所持重量、物理ダメージ耐性、エネルギー耐性を上昇させる」

 

リュウジンミッションではすっかりおなじみの警備主任、ダルトン・ファインズ。

票を買うためにニューロアンプは使わないよ、と言うと良い心がけだ、と言われた。ダルトンは最初からドミニオン計画には完全に反対の立場。決定権があれば、ドミニオン計画なんてとっくの昔に止めていたとのこと。保安上の問題になると思っていたと言うが、案の定そうなったもんね。会議では是非とも反対票をよろしく。

一方、インフィニティ・リミテッドを買収するのにはそんなに積極的でない。それより、このミーティングでウラルの雇用契約解除を宣言するらしい。いよいよか~。この会社、みんな社会人として常識的というかまともなので逆に何でウラルみたいなのがいるのかよくわからん。

 

今度は広報担当のジェヌビエーブ・モノハン。

マサコと同じく、世間が注目しているうちにインフィニティ・リミテッドを押さええたいと考えている。タダで広報ができるいいチャンスだしね。とはいえ、未確定要素が残っているのでアレクシスやリンデンは仕事に追われるだろうし、次何かが見つかればそれは広報担当であるジェヌビエーブの肩に重くのしかかることになる。

ドミニオン計画は適切な制限などを課せば手綱が握れると考えている。研究を禁止するべきだと返すと、反発は理解できるがどうしても見逃せないという。やはり平和的に使用するメリットを打ち出し、ニューロアンプには賛成の立場。説得はできないのでこれは固定票ってことになるね。

 

最後にリンデン・カルデリ。

リュウジンはインフィニティ・リミテッドの社員を救済すべきか?と尋ねられたので、当然再雇用するべきだ!と答えたが、どうやら最初から救済するつもりはないらしい。まあ、この時点でインフィニティ・リミテッドを吸収する案のほうが賛成多数なので問題なし。

リンデン的にはドミニオン計画はリュウジンの未来だと考えている。そんなもの危険だと言うと、危険なのは買う余裕がない者にとってだけだとつっぱねられてしまった。いやまあ、それはそうかもしれないんですけど、そんなあけすけに言わんでも……。各従業員に遮蔽チップを用意できるのか?と尋ねると、それは見逃せないコストだそう。じゃあ、コストかかりすぎたらやめる可能性もあるってこと?

訴訟になったらまずいんじゃない?とさらに詰めてみたが、リンデンは賛成のまま。こちらも説得はできないのでニューロアンプ賛成派の固定票ということになる。

 

 

さて、全員に話を聞いたので会議に出席しよう。

 

マサコが話すので相槌を打つ。おっ、ウラルがやたらつっかかってくるな~と思ったら、そのまますぐウラルの悪事を暴く流れに。こんな早くていいの?と思う間にウラルはセキュリティに引っ立てられてどこかへ消えてしまった。

ウラルが消えたら、インフィニティ・リミテッドを買収するかどうかとドミニオン計画を続けるかどうかの多数決を取る。自分の希望通り、インフィニティ・リミテッドを買収し、ドミニオン計画を中止にできた。

 

会議後にマサコと話すと、ドミニオン計画の棚上げなんて望んでなかったわ、とやや不満げ。それでもルーカス・ドレクスラーに引導を渡せたし、いい働きをしてくれたと褒めてくれる。そしてプレイヤーは上級工作員になった。

マサコからボーナスもあげる、と言われたが、クリア報酬は5,000クレジットと8,400クレジット。どっちが仕事の報酬でどっちがボーナスなんだ?まあ、どっちがどっちでもいいのでありがたく受けとる。

これで「役員フロア」は完了。

 

その後もなんとなく役員フロアをうろうろしていると、ウラルがまだ自分の部屋にいた(一応、部屋の前に警備がいる)。こんなことになってもまだまだ全然懲りていない。いつか本当に復讐しに来るんじゃなかろうか。手を組まないか?的なことを言われたがこんな危険なやつと組む気はない。

 

それから、見事無実になったイモジェンに会いに事業部に寄る。

ついでにレーンに話しかけると、カムデン・チョウがいつの間にかクビになったと聞いてびっくり。まさか、ニックスの頼みを聞かなかったせい?ドレクスラーはヴェイ・ヴィクティスと人道に対する罪を競い合ってるみたいだ、と言うのにはちょっと苦笑い。ミッションの進行に応じて色々喋ってくれるキャラ、好きなんだよなー。

イモジェンと話し終わると、事業部にあるリュウジンのミッションボードからミッションを受注できるようになる。これからはミッションボードのある部屋がリュウジンにおける自室ってことね。イモジェン、晴れて復帰した割にテンションは低め、というかだいぶあっさりしている。

でも「私のドアは開いているわ……あなただけに」って意味深なこと言われた~。

 

ともかく、これにてリュウジンミッション完全制覇。お疲れさまです。

前半の小粒ミッションに比べ、後半の潜入ミッションの長大さ、面倒さのギャップがすごい!ステルスプレイが苦手すぎる自分にはとにかくきつかった。実際、力業でどうにかしちゃった部分も多い。企業スパイとして働き、役員の裏切りと陰謀を暴く!という筋書き自体はなかなか楽しめた。

ニューロアンプの件でも買収の件でも欲を言えば差分を取りたいが、自分の中の倫理観や気持ち的に絶対嫌な選択肢なので次の宇宙でもきっと同じようにニューロアンプ事業を終わらせてインフィニティの社員たちを再雇用すると思う。