四の五の帳

あったこととかやったこととか

Starfield、メインミッション「<ユニティ>」

2024/02/23加筆修正&目次作成

「高い代償」、もしくは「予知」のつづき。

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スタボが残した謎の言葉、<ユニティ>の意味を探るべく、我々は何となくそれを知ってそうな雰囲気のやつのところに向かい、宇宙規模のクソなぞなぞに挑む。

 

守護者アキラスに話を聞く

まずはご挨拶から

MAST地区のサンクタム・ユニバーサムで守護者アキラスから話を聞く。

なんかマッテオもいる。家族ぐるみのお付き合いなんだろうか。自分は正直まだ何もわかってないのでマッテオに話させる。<ユニティ>ってなに?

 

ちなみに、家の人によるとマッテオの活躍はここで終わるらしい。

 

サンクタム・ユニバーサム内部でもっと詳しい話をしようと誘われる。

<ユニティ>という言葉、スターボーンの話を聞いた守護者アキラスの頭に浮かんだことがある。サンクタム・ユニバーサムにはその創設よりもずっと古い物語が伝わっているらしい。

 

3つの宗教に伝わるバラバラの話について

サンクタム・ユニバーサムに伝わる物語

かつて星々を冒険した巡礼者が、<ユニティ>を見つけたという。守護者アキラスはそれが何かの比喩だと考えていたが、もしかしたらそれ以上の意味があるのかもしれない。ただし、その巡礼者がスタボかはわからないとのこと。

 

巡礼者は開祖に出会い、開祖はサンクタム・ユニバーサムとヴァルーン家、覚醒者の家のそれぞれに真実の一部を与えたと伝わっている。巡礼者はその後最後の安らぎの地へと赴き、残りの日々を過ごした。それが彼の無限なるものへの付加と貢献であったらしい。そしてそこはインフィニティ・アデンダムという。

 

で、守護者アキラスはこの話が比喩や神話ではなく暗号だったら?彼の墓を探すための手立てだとしたら?とハッとしたらしい。もう話がこんがらがってきた。

 

サンクタム・ユニバーサムと覚醒者の家とヴァルーン家は真実の一部を与えられたと伝わっているが、恐らくそれぞれ別の物話だろう。3つ揃って初めて意味のあるものになるのかもしれない……ということで今度はヴァルーン家と覚醒者の家に話を聞く。

 

UC警備隊事務所に囚われているヴァルーン家のやつ、意味ありげな感じなのに全然ミッションとかに派生しないと思ってたけどここが出番だったのか。あと、覚醒者の家の人もタヒルくんのミッション以外で出番あるんだね。

 

ヴァルーン家に伝わる物語

NATで宇宙港に移動し、警備隊事務所でミルザに話を聞く。

彼女に言わせれば、守護者アキラスは真実を知らないとのこと。その真実ってのがグレート・サーペントが信仰篤き者以外を滅ぼすほかにないって言うんだから怖い。守護者アキラスからちらっと聞いたんだけど、巡礼の話をしてくれないか?と頼むと、守護者アキラスに教えたのと同じ話をしてくれる。

 

あるとき、ジナンの前に不信心者が姿を現した。不信心者は偽りの予言を伝えたが、ジナンによって切り捨てられた。しかし、倒されたはずの彼は戻ってきた。これをグレート・サーペントからの試練だと捉えたジナンはこの不信心者と4回にわたって戦いこれを倒した。4たびの戦い、120回の自転を覚えておけと不信心者が言い、それを侮蔑と取ったジナンはこの者を永遠に倒した。

 

ミルザは<ユニティ>という言葉は知らなかった。仮にそんなものがあったとしても、それは信仰を試すためにグレート・サーペントが投げかけた影だろうという。

……?とりあえず質問に答えてくれてありがとね。

 

覚醒者の家に伝わる物語

次はウェルにある覚醒者の家に向かい、アンディ・シンに話を聞く。

 

覚醒者の家には<ユニティ>の記録などはない。元々人助けから始まった覚醒者の家では、初期の活動における事務的なやり取りのようなものしか残っていない。ただ、<ユニティ>に近いことを話している創設メンバーの会議の記録があると言い、それがコンステレーションの求めているものに一番近いだろうとのこと。

 

あるとき、覚醒者の家に漂流者がやってきた。最初、メンバーは彼が助けを求めに来たと思ったがそうではなく、彼は覚醒者の家の理念への質問を投げかけに来たのだった。1年間、彼は毎週やってきては「第二の人物」や「二者間の問題」について語り続けた。これらは覚醒者の家の教義のいち部分でもある。

ざっくり言うと、永遠の報酬のために善行を強いる神などいない。他人と助け合うことが重要で、見過ごすことは暴力になされるがままにしてしまう行為だ……みたいな感じ。

 

アンディはこの「漂流者」の存在は創設メンバーの作り話ではないかと疑っていたらしい。公に無神論者でいることにためらいがあり、探り探り書いていたのかもしれないと思っていたそう。実際、漂流者はその後一切出てこなくなった。

<ユニティ>という言葉には集合地点のようなイメージがあるという。それか数学で1を意味する言葉。つまり、何かの始まりかもしれない。

 

何か一番まともなことを言ってる気がした。ありがとうございます。

 

 

守護者アキラスと宇宙クソなぞなぞの時間

話を聞くだけ聞いたので守護者アキラスのところに戻る。正直、何かを掴んだ感じはしないが話をまとめていこう。

 

巡礼者がいると伝わる場所、インフィニティ・アデンダムについて考えているけど、どうも名前が具体的すぎる気がするらしい。何か意味があるのか?と尋ねると、この言葉自体は「無限へ追加したもの」という意味だそうで、守護者アキラスはもしかしたらこれが地名の可能性もあるのではないか?と言う。

だって、仮に彼の安息の地を知ろうとするなら、それがある星系の名前を知らねばならないだろう。そうなの?

 

続いて、覚醒者の家に伝わる話では2という数字が何度か出てきた。2、二者間、第二……ということは、星系の二番目の惑星を指しているのかもしれない。

 

さらにヴァルーン家の話では、ジナンが120日の間に4回戦ったと伝わっている。もしも「巡礼者/漂流者/不信心者」が自らの居場所を本当に探してほしいと考えているなら、それは座標を示しているのではないか。

 

さて、これらの話を総合すると……

まずはインフィニティ・アデンダムをバラバラにして組み合わせる。イン、フィニティ、アデン、ダム。フィニティやアデンという星系は今のところない。残ったインとダムを組み合わせれば……インダムになるのでは!?は?

そしてこれまでの仮説が正しければ、インダム星系の第二惑星、座標4と120に安息の地があるんじゃないか!?はァ~??????

 

実際に巡礼者の安息の地に行く前に、守護者アキラスから君は宇宙に関して様々な知見を得て、我々の哲学を携えて行くことになるわけだが<ユニティ>をどう解釈する?と聞かれる。

……ここは三択なのだが、言葉の響き的にサンクタム・ユニバーサムっぽい「<ユニティ>はすべてをまとめる何か神聖なもの」を選んだ。残りは「捜索の責任、<ユニティ>はただの言葉で祈りではない(覚醒者の家)」「総合的な信念が真実をもたらし、我々は試されている(ヴァルーン家)」。残りの二つはあんまピンと来なくて。

 

 

このゲームに対する自分の愚痴(読み飛ばし可)

……これだけメモ取っといて何なんだけど、マジで全員何言ってるかわからん。みんな初見でちゃんとわかった?ふわふわオブふわふわじゃない?ふわっふわのふわじゃない?突然哲学を選べって言われたときなんか理解足んなくてすげえ困ったもん。

 

そもそもそんな冗談みたいな暗号あるかよ、と思ったけど、<ユニティ>とかスタボとかアーティファクトの存在を知らなくて、かつ知ってても主を探そうと思うまでは意識に上らないわけだからいいのかな。いいわけねえな。なぞなぞ1年生みたいなやつ出しやがって。

こんな雑な暗号解かせるくらいならもっと序盤からスタボの存在とか背後関係を匂わせてくれたほうがよかったんじゃねえの。後半に詰めこもうとするな。

 

別シリーズの話でアレなんだけど、Fo3は親父を探せ!だし、FoNVでは依頼主と荷物と自分を撃ったやつを追え!だし、Fo4も息子を追え!だし、最初からある程度最終目標がクリアでシンプルなのよ。

TESも王を守ってデイドラの侵略を止めろとか、ドラゴンを何とかして内乱でどっちに付くか決めろとかじゃん。で、それ以外は言ってしまえばみーんなおまけなわけ(そのおまけがクソ楽しいんだけど)。

 

Starfieldでは一応メインが宇宙の謎を追え!って話になってるけど別に強く言われてる感じもしないし、なりゆきで入ったコンステレーションで何となくアーティファクトと呼ばれるもんを探させられて、目標が随分ぼんやりしてるように思えた。宇宙の謎っつっても色々あるじゃん?

どうもシンプルにまとまらないというか、ぼんやりしているというか、結局おまけとメインの比重があんま変わらないどころか負けているまである。それを特に強く感じたのがこのメインクエスト<ユニティ>だった。

もっとちゃんと実感できる形でメインストーリーに参加させてほしい。ただ、その意味でエンディングの紙芝居的な演出はすごくありがたいと思ってはいる。やったことの結果を見て、次の宇宙でやっと実感できるってのも何だが。

 

今作、色んな用語で煙に巻かれている感じが自分の中での印象をさらに悪くしている。用語を出すならちゃんと前後関係でわかるようにしろ。未知のものを探す以上みんなふわふわした物言いになるのはある程度仕方ないが、それでも今何を追っているかくらいちゃんと知りたい。本当は、もう少し知識をくれるだけでいいんだよ……。

とはいえそこそこ楽しんではいる。楽しんでいるからこそ惜しいと思う点が多い。痒いところに手が届かないのだ。

 

まあ、宇宙の謎を解こう!つって出てきた謎がこれじゃなあ……。こっちは仲間が死んだ直後なのにさあ。めっちゃシリアスだったのに拍子抜けだっつの。

いっそ逆に間違っててくれ!って思ったもん。雑すぎやしませんか。これがエジプト王家の墓の場所だったら盗掘に遭ってとっくに何も残ってないぞ。

 

 

いざ、安息の地へ

巡礼者の安息の地に降り立つ

「巡礼者の記述」を集め、鍵を開ける

クソなぞなぞを解き(もうこじつけもいいとこで解いたとか思えないしカタルシスもアハ体験もあったもんじゃないけど)、指定された以上仕方がないのでインダムⅡに飛ぶ。

 

うわー、本当に「巡礼者の安息の地」があるじゃん。

ここ、極限環境じゃないし生きものもいるし、見つかってそうなもんだがゲーム的な都合なので考えないように努める。しかしミッションの進行に必要な「巡礼者の記述」が野晒しなのにはさすがに参ってしまった。謎のスタボパワーで守られてるのか?

そんでまたこの記述がよくわかんないわけよ。スパミュのほうがまだまともに対話できそう。

 

記述を5つ集めたら、巡礼者のコンピューターを使って鍵を開けろと指示される。

ここでまた謎解き未満のクソみたいな質問が始まる。間違えてもはじき出されるとかそういうのはないので総当たりすればいい。どうせ「記述」はほとんどヒントにならない。5つもあるしな。読み返してられないだろ。俺たちはタイパ世代だ。だから答えを書いておく。みんな楽をするべきだ。

 

答え:

<ユニティ>とは?→人類は必要だ。だが人類は愚かだ→自分自身→立ち止まること、慈悲を見つけること、で開錠に成功する。まあ何だ、記述もだが質問も偉そうでイラついてしまうな。

 

一応「お前の旅で真実が見つかるように祈っている」らしい。そんなことより、謎めいた雰囲気を出そうとして無理してない?大丈夫?部屋の中には「巡礼者の最後の記述」。簡易ベッドの左横にある台の上に「追跡者入門02」。効果は「レーザー兵器のダメージが恒久的に5%増加する」

 

「巡礼者の最後の記述」には「ハイラⅡに行け」とド直球で行き先が書かれており、突然難易度が急降下する。今までの何だったん。謎めいた雰囲気を出すために無理をするなと書いたからって、こんな形で応えないでほしい。真実の一部分があるよって言っといてこれかあ……。なんかサソリの尾を探すらしいよ。

 

ハイラⅡでサソリの尾を探す

ということでハイラⅡの「古代遺跡」に移動する。

自データだけかもしれないが、遺跡前には「狩猟するイクラドン」がわんさか。しかもレベルが異様に高い。正面にある「象形文字」にインタラクトすると、目の前の光の筋がちょっと動く。どうも象形文字十字キーになっているらしい。これを操作して目の前の円盤にあるサソリの尾に光を当てろってことね。

 

みんな面倒くさかろう?答えは左に3回、下に1回です。

何で今までうっかり解いちゃうやつがいなかったんだろうね。これもスタボパワーかな?

 

クソパズルを連続で解いたらめでたくオボルム星系オボルムⅢに向かう。これ、最初から知ってたら直接行けるのかな?なるべく無視したい。オボルム星の軌道に飛んだところで「<ユニティ>」は完了。「足跡をたどって」につづく。ハンターの船、スコーピアスと遭遇した主人公。ついに答えを知る時が来た……だそうです。正直あんまり期待してない。

※2周目以降はなぞなぞに付き合わなくて大丈夫でした。

 

 

2周目以降の変化

かわいそうなマッテオ

サンクタム・ユニバーサム前までマッテオと一緒に行ったあと、守護者アキラスにこちらから[スターボーン]確かサンクタムの話で、<ユニティ>の巡礼の話があった気がする。どの話かは分かるだろうと話しかけることができる。

 

それを聞いた守護者アキラスは「なるほど……お前の言うとおりだ」と言ってすぐ納得してくれる(1周目やってたら理由はわかるよね)。しかし当然マッテオは何も知らないので「待ってくれ。何だって?そんな話は聞いたことがないぞ。私が知らないのに、なぜ君が知っているんだ?」と驚く。

 

驚くマッテオをよそに守護者アキラスが「許してくれ。我々はお前が思っているより歴史があってな。物語をもう知っているなら、どこに行くかも知っているだろう?そして誰と会うかも。あるいは、コンステレーションの道を歩んでいると思っているなら、もう一度話を聞きたいのでは?自分の足跡を確かめるか?」とプレイヤーに話しかける。

そこで行き先は知ってるんで省略するわ~と答えるとそのままオボルムⅢに飛んでよくなる(フラグが立ったということか)。

 

こうしてただでさえゼロに近いマッテオの出番を削り取ることに。

マッテオも「さっぱり……わけがわからない……」と放心状態になってしまう。一応守護者アキラスが「マッテオ、残ったらどうだ?お前の仲間はこれから長い旅に出るのだ。それに……お前にはいくつか説明すべきこともある」と取りなしてる風ではあるが、マッテオマジかわいそう。

 

2周目以降のスタボ会話メモ

で、いきなりオボルムⅢに飛んでハンターの船と交信。しかしここでも友人を殺したな、死んでもらうが選択肢に残っている。まだその話を蒸し返すのか!と言われてしまうのだが、この宇宙では何もやってないので前の宇宙のことを根に持ってる状態なんだろうか。

 

自分はスタボであることを隠してメインを全部やっているのだが、そうしているとエミッサリーに「君はスターボーンだ。しかも、前の人生を繰り返している。コンステレーションに正体を明かすこともできたはずだ。なぜしなかった?」と問われる。

自分は後悔してるから……と答えておいた。が、済んだ話だろうと言われてしまう。

 

エミッサリーの返答に対し、ハンターが横から放っておけ、自分たちだってかつての自分の姿を何十回もやっただろう?とたしなめる。また、プレイヤーの転生に付き合ってやろうと申し出てくる。ハンターの考えでは、自由であればあるほど、新たな出来事が起こりやすいらしい。

 

エミッサリーに対し、昔の人生を繰り返すのが、なぜそんなに悪い?と聞くと、プレイヤーがスタボであること、俺たち(スタボのことか?)はこの宇宙の訪問者に過ぎないことを自覚すべきだと述べるが、これも横からハンターに→嘘だな、自分たちにはここにいる権利があると返されてしまう。

 

しかし、ハンターの言葉はエミッサリーの神経を逆なでしてしまったらしい。他の宇宙を遊び場にする権利はないこと、コンステレーションメンバーに真実を伝える力があったのにそうしなかったことを責めるような口ぶりだ。

 

最後のほうではハンターがエミッサリーの行いを偽善だと言い切り、何が正しく何が間違っているかを各々で決められることこそが<ユニティ>の与えてくれる自由だと話す。そして、本当にその道を選ぶなら、最後まで貫き通せと言うのだが、エミッサリーは地球がどうなったかを思い出せば、考えが変わるかもしれないと言う。

ハンターが、コンステレーションのメンバーにずっと嘘をついていたとは明かさないほうがいいだろうな、と締めて「発掘」につづく。

 

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自分は1周目をハンター側でクリアしているのでそれ以外の場合はまだちょっとわかんない。