一番最後に仲間になったアンドレヤ。好感度が上がると自分の身の上話をしてくれる。だいぶ前にやったので順番は正しくないかもだけど、こんな感じのことを言ってたかな。
・密輸業者と仕事をしていたので、暴力や死に慣れている。コンステレーションのメンバーも戦っているけれど、それは大義のある戦いで自分とは性質が異なる
・目的のある人生を愛している。ニューアトランティスで目の当たりにした、自分がいかに恵まれているかもわからないまま暮らす人々に驚いたことがある。アンドレヤは贅沢なんて知らない(だからセイレーン・オブ・ザ・スターズでずっと不満げにしていたのか?)
・アンドレヤの家族は有人星系でも独特、というかネタバレするとヴァルーン家
・家族以外に信頼できるものはないと教え込まれて育ち、そう信じていた。みんな自分たちの一族以外とは価値観や意義を共有できないと考えている
・元々、アンドレヤはヴァルーン家の斥候のような役割だった。コンステレーションがヴァルーン家の宙域を探索したがっているという噂があり、動きを探るために偽の素性で潜入した
・機密情報を盗み見しようとしたところをサラとウラジミールに捕えられた。でも、2人は自分がヴァルーン家の人間だということも、スパイとして潜入したことも黙ってくれている
・有人星系で密輸業者と関わってきて、中には友達と呼べる相手もいた。異教徒でも知り合う価値のある者がいることには今も昔も驚きがある。ヴァルーン家を裏切るような気もしていたが、そんな友達のことを大切に思っていた
・しかし、あるとき任務のために辺境の惑星で待機していたところを突然ヴァルーンの狂信者に襲撃された。自分はすぐにその場を離脱できたが、友達を置き去りにしてしまった
・友達の名前はエレン・バスコムとジェイダ・ファン。生きているらしい
・友達の行方を捜したことはなかった。時間がないと自分に言い訳していたが、本当は怖かったんだと思う
・プレイヤーと旅を続けるうち、人を信頼する意味に気付かされた。もう目をそらしていることはできない
・真実を知りたい。そしてそのときは一緒にいてほしい。
アンドレヤの個人ミッション「分かたれた忠誠心」が始まる。
友達の情報を得るため、アキラのアギーズに向かう。アンドレヤを連れてアキラに来たことは一度や二度じゃないんだから寄るくらいできただろ、とメタ的なことを思う。
店主のアギーと話すといきなり険悪なムード。アギーはアンドレヤのやったことを知っている。エレンは極度の人間不信に陥り、怯えながら生きていたらしい。アギーと話せるのも、泥酔したときくらいだったという。
アギーも、1年ほどエレンの姿を見ていない。ただ、最後に会ったときはハイラⅡに居場所ができたことを嬉しそうに話していたとのこと。しかも、エレンは最後までずっとアンドレヤのことを信じていたという。アギーから引き出せる情報はこれで全部。
アギーに言わせれば、ヴァルーン狂信者たちもグレート・サーペントも全部悪人。それを聞いたアンドレヤがキレるのでなだめておく。
アンドレヤにあんな態度悪いのによく耐えたわね!と言われたものの、自分はマジの部外者だからいくらでも優しくできるってだけだよ。あと、今更来るなよってのももっともな話だと思ってる。サラといいバレットといい、何でそんな後回しにするんだ。
エレンがいるハイラⅡに向かう。推奨レベルは40とそこそこ高め。
ハイラⅡの軌道上でタスク「アンドレヤと話す」が発生する。着陸してから話そうとすると「狂信者を倒す」に上書きされてしまうので着陸前に話しておくのをお薦めする。
でも、このためだけに席立ったり座ったりするの面倒なんでアンドレヤが自分でこっち来てほしい。話の内容は、エレンとは自分から話したいということ、警戒した方がいいことくらいだから無視しても全然いいと思う。
アンドレヤと話すと目標が「エレン・バスコムのキャンプを見つける」に変わる。
着陸するとヴァルーン狂信者が現れる。5、6人いたかな?全員倒したらアンドレヤに話しかける。何か見えたというのでついていくと、まさかこれって……お墓……。
エレンに償う機会も、自らの行いを責められる機会も与えられなかったことに落ち込むアンドレヤ。自分も落ち込む。だからもっと早く行動してれば……と思わずにはいられない。エレンが害獣に殺されないだけよかったというが、本当にそうか?それはそうとして、誰がエレンを埋葬したんだ?
キャンプに残された手がかりを探す。エレン、こんな寂しいところに逃げてでも一人になりたかったのかと思うと悲しい。居室にはわずかながらも武装していた形跡があるので、結局は心から安心できない日々を送っていたのかもしれない。
3階にある「エレンのスレート」が手がかり。スレートの左横に「ヴァルーンの聖典04」。効果は「ステルスボーナスが恒久的に追加で1%増加し、近接のステルスアタックによるダメージが恒久的に追加で5%増加する」。
エレンのスレートから、もう一人の生存者であるジェイダがUCに加わり「トミサール・カディック」なる人物を探そうとしていることがわかる。自ら狂信者を追っているなら、どこかで返り討ちにあって死んでいるんじゃ?とアンドレヤに聞くと、頭が切れて腕もよいジェイダなら必ず生きていると自信ありげ。
それよりも、エレンが絶対に知りえないはずの名前を知っていたことが気になるらしい。トミサール・カディックはヴァルーン家の偉い人でヴァルーン家以外とは仕事をしない。トミサールからエレンに接触した可能性もなくはないが、それは重大な契約違反になるとのこと。
次はジェイダの足跡を追ってウルフの<デン>へ。
<デン>でジェイダについて聞き込み調査。レイナ・マルケズを説得するか、4,000クレジットで買収するとジェイダが秘密の情報を追っていると教えてもらえる。狂信者を追ってグルームブリッジに向かったらしい。
ちなみに、「再々申請」を終えていればバスティエンから無償で情報を得られる。
グルームブリッジⅡに向かう。グルームブリッジの推奨レベルは25。
ジェイダが乗るラプターと交信する。実はアンドレヤを連れてきたんですけど……と言うと「今更どういうつもり!?」そりゃそうなるよね。
そのうちヴァルーン狂信者の船が3隻現れるので全部撃墜し、もう一度ラプターと交信する。10年も音沙汰なかったのに今更償おうって何!?と怒られてしまう。10年あったなら、マジで会おうと思えば会えたじゃん……。
ラプターはグラヴ・ドライブがやられてしまったのでしばらくは動けない。プレイヤーの船が近付いてくるのは止められないけど、銃口はまっすぐ狙ってるからな!と、アンドレヤがやったことがやっただけに仕方ないけどめちゃくちゃ嫌われてるじゃん。
ちなみにラプターは不死属性。撃てば体力は減るが爆発四散したりはしない。
ラプターにドッキングし、ついにジェイダとご対面。あっ、ほんとに銃構えてら。
ジェイダはアンドレヤが襲撃のときに消えたことや落ち着いたあと全く姿を現さなかったことも全部偶然だと自分に言い聞かせていたらしい。仲間がそんなことをするはずはない、と。
ではなぜ狂信者を追っていたのかといえば、ヴァルーン家の最高評議会は全てを知っていて、狂信者たちに密輸業者の居場所を教えたからだという。そんなの嘘だ、証拠があるなら見せて!と詰め寄るアンドレヤを、あんたに要求する権利はない!と突っぱねるジェイダ。
正直、気持ち的にはジェイダを応援したい。
ジェイダは何年もかけて証拠を探し、真実を積み上げてきたという。じゃあ1人くらいは名前を知っているでしょ?と問うと、ここでもトミサール・カディックの名前が挙がった。エレンに聞いたのかと思ったらそうじゃないらしいので、別々のルートで同じ名前に行きついたってことか。しかも1年ほどエレンからは音沙汰がないという。じゃあハイラⅡにいたことも、既に亡くなっていることも知らないのか?
どこかで話せない?とアンドレヤがお願いするが、ジェイダはヴァルーン狂信者をここまで追い詰めたんだからやり遂げたい!と断られた。と、そうこうしているうちに新手が。
自船に戻り、ジェイダと協力してヴァルーン狂信者の船と戦う。
「われらが正義を抜け出したクズ肉め。何年も前に追放したお前というゴミを、目の前にもたらしてくれるとはな」「その名にかけて、お前という穢れを、この宇宙から清めて消してやる」などなど、ずいぶんな言いようである。
しかし、ゲーム的な都合でこちらが操縦席に座るまでは撃ってこない。紳士的な狂信者諸君を全員グレート・サーペントの元に送り返したらアンドレヤと話そう。
ここで初めてシステムを知ったんだけど、有人星系に送り込まれたヴァルーン家の人間は二度と戻れないらしい。任務を与えられたときも直接母星から出発せず、まずは一度周辺宙域のどこかに連れてかれるんだと。みんなでバスに乗ってその日の現場に向かう日雇いや派遣みたいなもんだろうか。
連絡手段は用意されているものの、母星ヴァルーン・カイの座標は誰にも知らされないので、最高評議会に召集されない限りは帰りようがない。
ヴァルーン家が秘密裏に使っている放棄された宇宙ステーションに今度の件の答えの一端があるかもしれないとアンドレヤは言う。……ところで、ジェイダはどうなったんだろう。さっきの戦闘以来、居場所は確認してないけど、また置き去りにしてないよね?
そういやヴァルーン家ってせいぜい数十年しか続いてないんだよなあ。それを思えばずいぶんな影響力である。教義は割とわかりやすい。世界を創造したあと休眠しているグレート・サーペントが帰還するとき、よく仕えた者には報いがあるという。
アンドレヤによれば「心の弱い人には向かない教義」だそう。嫌われるからとかだけではなく、自分や周辺の人間の運命が見えているのにそれを胸にしまっておくことしかできないのが苦しいんだと。教義の通りなら救われる奴とそうでない奴がはっきり分かれてるんだもんね。
ただ、そのことはアンドレヤに使命感を与え、彼女を突き動かす力になってもいる。仲間と離れていることは当然気になるが、自分の使命が仲間の命と安全を守るのに役立っているのは自分の個人的な感情よりも大切。
ムフリド軌道上のスターステーションUCN-48に乗り込む。推奨レベルは15。
実はここ、かなり前にも来たことがある。そのときは何も置いてないじゃんハズレかよと思っていたのだが、アンドレヤについていくと隠し通路があった。ここはアンドレヤにとってヴァルーン家との唯一のつながりだということもあり、相手に敵意を見せないでね、と注意される。大丈夫、穏便に行きますよ。
中に入ると、私と会うのに他人を連れてくるとは……とトミサールがお怒りの様子。いよいよ対決!あくまでもシラを切ろうとするトミサールに激昂するアンドレヤ。穏便どこ行ったの。
トミサールはプレイヤーにバリバリ敵意を向けてくる。アンドレヤに嘘を吹き込んだなとか、彼女を堕落させたなとか、どう返事しても大体そんな感じ。
アンドレヤはお前を殺すつもりだぞと言うと自分に手を出せばヴァルーン家に手を出したも同然、二度と故郷には帰れなくなるぞと逆に脅されてしまう。じゃあこの件について最高評議会に判断を任せようと言うとアンドレヤの裏切りを評議会に報告してやるとやはり脅してくるが、トミサール自身の行動が伝わってもいいの!?とアンドレヤが脅し返す。
敵意見せるなって言ったじゃん。
議会に任せるか、見逃すか、この場でトミサールを殺すか選ぼう。
ちなみにアンドレヤとトミサールが話している間はトミサールに不死属性がついているので殺そうとしても殺せない。こいつ嫌いだけどRP的に生かしておきたいしなぁ……という人はこのタイミングで心残りがないように好きなだけ撃っておこう。アナイアレイター弾みたいにしばらく効果が残るやつだと話し終わった後にスリップダメージで死ぬので注意。信仰が足りてないのか、紙装甲である。
また、トミサールはユニークアイテム「トミサールの衣服」を所持している。名前がユニークなだけで性能は企業戦士のスーツだが、レアアイテムコレクターは遠慮なく床に転がすといい。そういえば装備剥いでもFalloutとかTESみたいに裸になんないよね、今作。
トミサールへの対応を決めたらロッジに戻ってアンドレヤと話す。
ヴァルーン家での自分の居場所がわからなくなってしまい、自分にこれまで目的や全ての原動力を与えてくれたグレート・サーペントなしで何を拠り所にすればいいのか……と嘆くアンドレヤを慰め、友情かロマンスを選んだらミッション完了!
ほんと、会える人には生きてるうちに会いましょうね。そう、サラのことです。
ここからはおまけ。断片的なメモが残ってたので供養
・トミサール死亡ルート
やったら問題になる→裏切られたからもうどうでもいい、故郷に帰りたいから生かしているだけだ→友人の敵を討つべきだ→
①→それが正しい選択→アンドレヤがトミサールを殺す→とてもいい気分。グレート・サーペントは自分を支持してくれると思う(ロッジ)
②→代わりにやろう→プレイヤーがトミサールを殺す→自分でやったほうがよかったような気がするらしい。いつ裁かれるのかわからない(ロッジ)
③→生存ルートを選んだあとにプレイヤーが殺す。その場では何の反応もしないが、ロッジでの会話は死亡ルートのものが採用される。
・トミサール生存ルート
故郷に帰りたいから生かしているだけだ→
①→死人を出したくない→評議会に報告する→トミサール生存。
②→やめたほうがいい→でも何としても殺したい。この思いを抱えて生きていくなんて……。→過ちを犯したかもしれない。トミサールが最高評議会に報告し、操られた彼らが自分の敵になったら?と悩む(ロッジ)
何を選んでもヴァルーン家とのつながりは断たれたことになってるっぽい。
とにかく、これでコンパニオンのミッションは全部やったぞ。おつかれー。