自分はネメリア星系ネメリアⅣで遭遇したが、ランダム配置だと思う。
｢放棄されたランブラー｣にドッキング。
乗り込んですぐ人が死んでいてビビった。船内はこれまでに見た放棄された船に比べると狭く、とてもきれいに整えられている。
スレート｢さようなら｣を読むと、ここで亡くなっている彼らが夫婦であること、｢星の子守歌が大好きな｣亡くなった愛娘の遺灰を宇宙に安置しようとしていたことがわかる。そしておそらくは、妻のほうがこの船内で後追いを図ったのだろう。スレートの最後にある、僕にはいったい何が残ってるんだろう……という言葉が悲しい。
ベッドに寝ている妻のお腹の上にスレート｢ママへ｣。｢さようなら｣とは違い、所持品にカウントされていないうえ、テクスチャの問題でめりこんでいる(抱きしめている？)ので取り忘れに注意。
スレートには、まだ生きていたころの娘が母の日を祝ってくれたときのメッセージが残されている。
特にもらっていくようなものもないので、スレートだけ確認して船をあとにした。
親子三人、これからも宇宙の旅を続けるのだろうか。ドッキングを解除するタイミングでうちの熱心なファンが｢きっと、彼らもあなたを見送って悲しんでいるはずです｣とひとこと。……たまに空気読んでるっぽいこと言うよな。
