四の五の帳

あったこととかやったこととか

Starfield、メインミッション「計り知れぬ追悼」(バレット編)

待つこと5日間。バレットのお葬式が始まる。

このタイミングでも「24時間待って欠席する」ことが可能らしい。

いや、ここまで来たら絶対出席するでしょ。

 

ロッジに戻る。

サラが音頭を取り、次は自分の話す番。演壇に立つ。

 

自分の想いをみんなに伝えられるわけだが、何か一番下の選択肢がえらく攻撃的だ。スタボに償わせてやる!とかなんとか。この場をいわば決起集会にすることもできるんだろうけど、そんな気持ちではないのでごくしめやかにいく。

 

演壇を降りたあと、すぐロッジを後にすることもできるし、コンステレーションの仲間たちが順番に話すのを聞いていてもいい。それぞれの宗教観に根差した弔いの言葉を聞ける。地味にだが、ここで初めてウォルターが覚醒者の家のメンバーであることが明かされる。

 

ところでしれっとそこにいるアジャ・ママサが誰なのかわからない。大昔どこかで「アジャ・ママサの日記」を手に入れたことがあるが、ご存命の人物だったっけ。

アジャ・ママサに話しかけると、コンステレーションの前リーダーよ、と挨拶してくれる。もっとマシな状況で訪ねたかったと言われた。それはこちらとしてもそうですね……。

 

アジャ・ママサにしても仲間を失うのは初めてではなく、コンステレーションに関わった35年の間にたくさんの仲間にお別れをしてきたという。コンステレーションにバレットを参加させたのは彼女だったらしい。起きたことを考えるだけで心が麻痺してしまうとのこと。

ちなみに彼女自身はセバスチャン・バンクスの弟子だったらしく、それだけでいかに古参かわかるでしょう、とのこと。ああ、あのウォルターが完コピしてる人……。

 

アジャが言うには、当時のバレットも今のバレットと変わらず笑顔を絶やさない人だったそう。アジャはバレットの結婚式の司会も務めたという。付き合いが深いとそれだけ死ぬのはつらくなるが、そう感じるくらいに有意義な時間を過ごしたんだと思うようにしている。

 

ちなみに、アジャに対して「バレットは結婚してたのか?」という謎質問がある。聞くと、知らないの?まあコロニー戦争の頃に色々あったから話したくなかったのかもね……と当プレイヤー的には全く意味のない話をしてくれる。

一応個人ミッションやってない人向けの補完質問なのかな、と最初は思ったけど、これって好感度高いコンパニオン2人のうちどっちかが死ぬイベントでしょ?ここで葬式挙げられるようなコンパニオンならプレイヤーもそいつの個人ミッションやってるんでは?????好感度はめちゃくちゃ高いけど身の上話に興味がなくて好感度会話をずっと無視してたやつ用?需要がニッチすぎんか?

まあいいや。他の仲間ともお話ししてくるね。

 

ノエルはロッジの修理や書類整理などの合間にこの葬式の段取りをつけてくれたらしい。忙しいのに……と思ったら、彼女はうまく眠れていないようだった。無理もないね。うまく行っていると労うと、これ以上話していると泣いてしまいそうだから……と会話を切り上げられた。

 

サラには気遣われてしまった。今は他のみんなを支えなきゃ、というコンステレーションのリーダーらしい発言だが心配。無理しないで、一人になりたかったらそうして。気っと乗り越えられる、何もかもバラバラになったからこそ団結しなきゃ……と、すごく前向きな感じ。

みんなのために頑張らなくても、悲しんでもいいんだよ。というと、みんな自分で乗り越えるしかない、私は大丈夫よと返される。そういうところが心配なんだけどな。

 

温室のほうにいるマッテオ。悲しむことは間違っている気がするそう。いくら泣いても死者は帰って来ないんだから、エゴに過ぎないと言いたいらしい。葬儀は生きている者のためにあるけど、悲しんでもいいんだぜ。でもマッテオ的には罪悪感を持ってたほうが楽らしいぜ。実は最初演壇でやってたマッテオの話があんまり頭に入ってこなかったんでもう一回ここで聞きたかったんだけど聞けなかった。残念。

 

ウォルターとも話す。死後の世界は信じないタイプだろう?と聞かれたが、バリバリ信じる……というか何となくだけどあの世があってほしいな〜と思ってるタイプなので死後には何かがあるはずと答えてみると、気分が楽になるよな、いつか再会できると思えば。証拠もないけど信じるだけでいい……とつぶやいて会話は終わる。別れかたがあんなんじゃ、げっそりもするよね。

 

ソナは全然喋ってくれない。

 

もしかすると一番バレットと仲が良かったかもしれないヴァスコ。この種の会合は悲しいものだと聞いていて、その推論は正しいという。じゃあ、感情を感じられるのか?と聞くと、データを相互参照するだけで感じることはできないそう。

慰めの言葉をデータベースに入れておいてくれ、と頼むと「きっと、大丈夫ですよ。……いかがでしょうか」と回答してくれる。いかがでしょうかは余計だったかな。そして、今追加した慰めの言葉のデータを使うときがもう来ないといいね。

 

コラは見るからにしょげている。大丈夫じゃない、大丈夫になんてならない、何もかも嫌、と真っ向から拒否されてしまう。お葬式にたくさんの人が来ている……これで、何もかもよくなるの?みんな元気になれるの?と問われる。毎日ひどくなるばかり、しばらく一人になりたい、と会話を切り上げてしまう。賢い子だから大丈夫な部分もあるだろうけど、賢い子だからこそ心配だと思う。

 

サム、ロッジが静かになったね。アキラに伝わる古い話を教えてくれた。新しい移住先を探す途中で遭難した二人の開拓者の話だ。1人が病気になり、死んだら埋葬せずに、なすがままに大地に還らせてくれと言った。でも、幽霊になってついてくほうがマシだろ?待ち続けるなんてしたくない。サムもずいぶん言葉少な。

 

ウラジミールに酒をもらう。古き友に、そして漆黒の海に。

 

みんなが悲しんでいるのはわかるが、アンドレヤは同じ気持ちになれない。ショックが消えてから他に何も感じなくなった、麻痺しているみたいだという。死を見てきたし、親しい人々を失ったこともあるが、これは違うらしい。上手くは説明できない。間違ってるわけじゃないと返すと、ありがとう……と言って黙ってしまった。

 

最後に、遺影に話しかける。さよなら、この宇宙のバレット。

 

ロッジを出ると、「計り知れぬ追悼」は終わり。

コンパニオンの同行が勝手に外れているので、一度外に出たら戻って連れ出すこと。自分の場合はサムの同行が外れていたんだけど、ロッジ出たらなぜかヴァスコがコンパニオンになって後ろからついてきてた。ヴァスコ、さみしいんか?