四の五の帳

あったこととかやったこととか

20230401/地震関連で気になったこと(炊き出し)

「ボランティアの方来てください」能登半島地震から3か月 炊き出し支援は次第に少なく…継続的な支援に課題 (MRO北陸放送) - Yahoo!ニュース

 

偶然見かけたこのニュース。

しかし、最近炊き出しが終了したところもあったような。と思って再度調べてみると炊き出しから避難所に届ける形式に移行したところがある一方で、行き渡らない、人員が少ないところがまだまだあるようだ。

ちなみに上に挙げたニュースでは、炊き出しのボランティアの数が減っていることが指摘されている。ボランティアの入れる時間が少なくなればなるほど現地で炊き出し活動する人の負担は大きくなり、負担が大きすぎると人間壊れてしまうので休みを得ようとすると今度はアルファ米だとか、要は災害食っぽいものを利用することになり、そうすると栄養バランスが……ということらしい。ままならん。

取り上げられている地区は輪島市内にあり、今も140人ほどが炊き出しを必要としているというのだが、えっ、全然行き渡ってないじゃん。

 

石川県の炊き出しボランティアの募集要項を読んでみた。

ホーム - 令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報特設サイト

衛生面とかよりもシンプルにごはんづくりが難しい。非常時だから平時よりも気を遣うことが増えるのは当然だが、これは栄養士の資格でもないと厳しいなという感じ。自分のような、普段ちょっと自炊してるくらいの素人では助けになりそうもない。

なお、ボランティア要件が厳しいのは炊き出しに限ったことではない。自分や他人の命にかかわってしまう可能性もあるからなぁ。

 

炊き出しから配達に変わった地域の例。

最後の自衛隊炊き出し 被災者が温かい食事楽しむ 石川 珠洲 | NHK | 令和6年能登半島地震

「温かい食事」命の炊き出しは新たな出発 今後は配達方式に 能登半島地震3カ月 - 産経ニュース

珠洲市での自衛隊による炊き出しは先月23日で終了し、今後は避難所にお届けする形式になっている。

また、「わいち通り」でも地元の飲食店などが協力し合って炊き出しを行ってきたが、自衛隊の炊き出し同様今後は避難所に届けることになっている。こちらのニュースの日付は今日(2024年4月1日)なので、同じ日、同じ輪島市内でも、一方では配達に切り替えられ、もう一方ではそもそも炊き出しの人員が足りない(減る予測が立てられている)と、場所によって差がある。どうにかならないものか……。

 

引き続き、できるときに寄付するくらいしかないのかもな。

とても歯がゆい。