四の五の帳

あったこととかやったこととか

Starfield、ミッション「逃げる」/タスク「リヴカと話す」

シドニアで鉱員として働くリヴカ・オヴァディア。体調が悪そうだが、病院に行くわけにはいかない切実な理由があるらしい。彼女に手を貸し、治療を受けられる状態にしようというミッションがこちら。

親父を説得する・リヴカの居場所を吐く・親父を殺すの3通りの解決法があるけど普通に説得する以外のやつはあんまりやらないかも?と思って結果の差分取ったよ。特に裏切りと殺人(復讐?)ルートの結果はなるべく正確に書き写したよ。

 

タスク「リヴカと話す」→ミッション「逃げる」

タスク「リヴカと話す」がシドニアで発生後、採掘に従事しているリヴカ・オヴァディアの話を聞くと「逃げる」を受注できる。タスク発生タイミングは今ひとつわからん。ジャーナル見たらいつの間にか増えてるな~って印象。リヴカは表情も苦しそうだし話している最中に咳するしで見ているとかわいそうになってくる。

2周目以降は選択肢の中に[スターボーン]病気で助けが必要なようだけど、できないのには理由があるんだろう、が追加されている。選んでも大きな変化はない。

 

治療を受けられない理由は彼女の過去にある。リヴカはかつて必死の思いで父親のもとから逃げ出した。今はなんとか父に見つかることなくダイモスで働いているが、父親は今でも彼女を探し回っているという。

リヴカとしても当然病気を治したい気持ちはあるのだが、彼女の父であるナタンはリライアントメディカルの幹部。リヴカによれば、父は有人星系中の医者と知り合いとのこと。つまり、父親に情報が漏れる恐れがあるせいで医療機関を受診できないのだ。

 

父は、母が事故で死んで以来リヴカを「守る」ことに取り憑かれてしまったらしい。監視役なしでの外出が禁止され、パーティーや酒もなし。口論をしたあとは自宅に閉じ込められ、怒鳴り声と束縛と脅しの日々……ある日ついにリヴカは父を殴り倒し、気絶している間に船を奪って逃げた。アキラで船を乗り捨て、有人星系を転々としてやっとたどり着いたのがここ、シドニアだ。

しかし、彼女がリライアントメディカルのデータベースに載れば全ては変わってしまう。しかも、最後に聞いた話では父親はもはやリヴカの安全ではなく復讐だけを望んでいるらしい。見つかればきっとひどいことになるだろう。これは同情、いや、共感してしまうな。リヴカの代わりにナタンと対決しよう。

 

どうやら、トレバーがプレイヤーのことを「人の扱いがうまい」とリヴカに話していたらしい。

自分とナタンとの会合が上手く行けばリヴカは晴れて自由の身になれるし、彼女の代わりに自分が会うことで最悪うまく行かなかった場合でもリヴカの居場所がバレることはない。リヴカの父は母の死で危険な男に変わってしまったが、母の名である「ベリンダ」を出してみて、と助言をもらう。今でもまだ強く母のことを想っているので、やってみる価値はあるとのこと。

 

ナタンは毎年この時期は会議のためにネオンのホテル・ヴォライに滞在している。普通にしていては会えないが、リヴカの代理だと言えば話くらいは聞いてくれるかもしれない。そのとき、珍しいウイスキーである「レッド・ハーベスト・リザーブ」をリヴカからのお詫びだと言って渡せばきっと釣れるだろうという。

探せば他にも方法があるかもしれないが、まずは話を聞いてもらうのが鍵。話を聞いてもらうにはウイスキーを渡すのが今のところリヴカが思いつく確かな方法で、そうすれば自分の真剣さが伝わるはずだという。

 

出発前、「彼にやったことを二度としないと約束できるか?」と聞くと、できるだけそうする、と答えてくれる。聞いた話ではずいぶんな修羅場を経験してきたようだが、一応仲直りするつもりがあるらしい。すごい。こじれてしまってはいるけど、セラピーで関係修復できるかも。ただし、手が付けられないようならこれ以上手出しできないように脅してくれとも頼まれる。

 

まずはブロークン・スピアーのジャックにウイスキーのことを聞きに行く。

「レッド・ハーベスト・リザーブ」は火星に埋めて熟成したウイスキーで、現在は製法が失われてしまっている。へ~、火星で熟成してたんだ。1周目その辺何も気にかけてなかったけど、確かに貴重な感じするわ。で、最後にそれを買っていったのはハースト提督。あいつかぁ……。

ハーストのオフィスから盗むか、ジャックから買うか(説得して値切る)かして問題を片付ける。ちなみに持ち主のハースト提督がいなくなっても盗んだら普通にウッダード司令官にしばかれる。持ち主不在は盗っていい理由にはならないらしい。

 

このときはたまたま持ち合わせがなく、かといって盗む気も起きず、ジャックを説得することに。説得に成功すると買った当時の値段だと600クレジットで売ってくれる。リヴカのことを頼むぞとお願いされた。ていうか、何クレジットか表示されないんでいくらだったのかどのくらいお得だったのかもわからん。これ本当はいくらだったの?

購入後すぐの反応。

サラ、話聞いてた??????これ飲む用じゃないんだよ??????

汎用セリフだとわかっていても空気の読めなさがすごい。偶然とはいえ……。

 

ネオンについたら、ヴォライ・ホテルのミネルヴァと話す。

「届け物だ。ナタン・オヴァディア宛てに、娘からレッド・ハーベスト・リザーブのウィスキーが届いている」を選ぶと、3階の自室にいるナタンにこれからプレイヤーが向かうことを伝えてくれる。いよいよご対面。で、いきなり機嫌悪そう。

 

 

解決する方法と結果の違い

・説得する

2周目以降、[スターボーン]彼女を傷つけたくないだろう。解決して再会させようが表示されるが、これを選んでも説得は必要。

 

ここの説得はポイントが8つ必要なのだが、ベリンダの名前とウィスキーで比較的安全に8つ中5つポイントを稼げるので積極的に狙う。残り3ポイントはがんばれ。

説得に成功すると、ナタンは自分がやりすぎたことを反省し、すぐに訴えを取り下げて賞金稼ぎにも手を引かせてくれる。リヴカは妻の唯一の形見だもんね。妻が死んでからずっと苦しんできたが、ナタンがこれからどう償うかはリヴカの望み次第だという。ちなみにここで重ねて約束を破ったら銀河の果てまで追い詰めてやる!と言うと、何でもするから行ってくれ!と慌てさせてしまった。

 

シドニアに戻り、リヴカに事の次第を報告する。ナタンが訴えを取り下げたという緊急メッセージを受け取って喜んでいる。まだまだ問題は山積みで、話し合わないといけないこともたくさんあるが、プレイヤーのおかげで父娘の関係をやり直すための最初の一歩を踏み出せたし、ようやく治療を受けられると感謝される。報酬は8,000クレジットと一番多い。基本これ以外を積極的に選ぶことってないんじゃなかろうか。

 

・リヴカの居場所をナタンに教える

シドニアに戻ると目標が「リヴカと話す」から「トレバーと話す」に切り替わる。

リヴカはどこにいる?とトレバーに聞くと、「たまげたぞ。仕事柄、そのようなことは慣れてるはずのこの俺がだ。なんと彼女は逃亡犯だったんだ。思いも寄らなかった。ともかく、賞金稼ぎが踏み込んできたんだ。大騒動になったが、結局はリヴカが投降した。手錠をハメられて連行される時に、彼女はお前を呪っていたぞ。うちの優秀な職員があんな風にさらわれてしまったが、お前が関わってたのか?」と大変驚いている様子。

 

・彼女は重大な罪を犯した。出頭させなければならなかった

→そうか、それは残念だ。そうするとお前はいいことをしてくれたのかもな。また襲ってたかもしれないしな……その調子でやってくれ。

 

・嘘:何が起きているのか分からない。あんたと同じように驚いているんだ

→まあ、お前を信じようが信じまいかは関係ないことだ。何も悪さをしていないのに賞金稼ぎに追われるなど、滅多にない。後は法律次第だな。今日も元気にがんばるか。

 

・本当に指名手配犯を雇ったことを知らなかったのか?(質問)

→全然だ!その時のリヴカの経歴はまっさらだった。犯罪者はしょっちゅう雇っている。だが、そいつらは前科者とか更生した連中だ。めったに問題は起こさない。大抵の連中は出所後で、まっとうな金を稼ぎたいだけだ。たくさん雇ってきたが、リヴカみたいに優しい子は滅多にいない。そんな過去の持ち主だなんて思いもしなかった。

 

まさかの報酬なし。ナタンもホテルから消える。

自分みたいにわざわざ差分取ってでもない限り選ぶ意味ないと思うよ。

 

・ナタンを攻撃する

「ただの届け物だ!」とナタンを攻撃したり、警備を呼ばせたりして、結果的にナタンを死亡させるルート。会話前に問答無用で殺すと賞金がかけられてしまうのでなるべく会話の流れで戦闘に持ち込む。煽るだけ煽ってコンパニオンに汚れ仕事をさせるもよし。わずかなクレジットとピストルと弾薬くらいしか持っていないので何のうまみもない。

※ただし、戦闘中にナタンがエレベーターに乗って建物外に逃げないように注意。敵対判定が外れた状態で戻ってくるが、会話できなくなる(マジで殺すしかなくなる)。

 

ナタンを殺したあと、シドニアに戻ってリヴカに報告する。

リヴカ「父がホテルの自室で死んだという報せを聞いたわ。あなたの仕業でしょう。もう……なんて言ったらいいのかわからない。私は安全になった。でも、その代償は?大嫌いだった……でも死んでほしいなんて思ったことない」と、ものすごく沈鬱な表情。

 

・安全を確保するには、そうするしかなかった

→本当のところがどうなのかは、永遠にわからないわね。確かに解放されたけど、今度はその重荷を背負って生きてくなんて。お礼は言うべきね、それも間違ってる気がするけど。あの人は父だった。それでも安堵はしてる。永遠の魂の重荷ができたけどね。他に言葉が見つからないわ。さよなら。

 

・死んでほしくなかったなら、なぜ言わなかった?(質問)

→言わなくてもわかると……でもやっぱり、内心そう願ってたのかも。感謝してないわけじゃないの。ただ、わからない。受け止めるのに時間がかかりそう。

 

ナタンが死んでいる場合、報酬は4,500クレジット。まあ気分は良くない。

ていうか、なぜ言わなかった?じゃないだろ。察しろ。みんながみんな血に飢えてると思わないほうがいいぞ。

 

メタな話だけど、ナタンてリライアントのお偉いさんなわけじゃん。これが殺されたとなれば大事件なんじゃないの?やっぱり、時間が経てばSSNNで報道されたりするのかな?

人間関係、ゲームとかだと気軽に助けたり助けられたりできるけど、現実世界じゃなかなか難しいのがね。だからこそこういうエピソードやってるときは色々考えてしまう。